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Maitresse / マトリーゼ


<香 調> フローラルムスク
<仕 様> レディース
<容 量> 100ml
<濃 度> EDP

トップ
ホワイトロータス、イランイラン、ヴァイオレットリーフ
ミドル
オスマンサス、ジャスミン、ローズ
ラスト
アイリス、アンバー、パチョリ、ホワイトスエード



最初の香りがとても渋めでシックな香りで、こんな香りが発売されるなんて・・・と発売当初嬉しく感じたのですが、調香はPenhaligon'sBoaudica the Victoriousを手がけているChristian Provenzano氏。パチョリを多用した最初の香りはシプレになっていくのですが、こちらは最初から調香が一つにまとまったシングルノートのような香りで、フローラルムスクです。

 

 

このスイート系のフローラルムスクは、近年の香りの強い柔軟剤に通じる香りで、今発売されたらあの頃よりヒットするのではないかと思えるほど、現代の市場にマッチしています。日本だけのことでしょうけど・・・。香りはヴァイオレットリーフとオスマンサス以外、つまりロータス、ジャスミン、ローズ、アイリスなどがムスクに包まれて柔らかく優しいフローラルムスクとなっているのが全体像で、それ以上でもそれ以下でもありません。世間的な評価があくまり高くなかったのは、ユニークではなかったからなのかもしれませんが、やはり最初の香りがシプレでしたから、それ以外のものが普通に思えてしまったのかもしれませんよね。オリジナルは今でも発売されていますが、それ以外はほぼ全て廃番となってしまっているのですから。

気づいたら、オリジナルのレヴューを書いたのが10年前のことでした・・・。10年経ってもオリジナルは色褪せていないんですよ、凄いことです。ボトルは発売当初女性の姿がボトルにありましたが、途中でなくなってしまったようです。しかし、製造がイタリアだったとはびっくり・・・。

(24/11/2017)

 

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