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Angel Schlesser femme / エンジェルシュレッサーファム


<香 調> シトラスムスク
<仕 様> レディース
<容 量> 75ml
<濃 度> EDT

トップ
ジュニパー、ベルガモット、マンダリン、オレンジブロッサム
ミドル
スズラン、オールスパイス、ウッディノート、ヘディオン
ラスト
ムスク、カルダモン、セージ



付けた最初の印象はいわゆる瓜系っぽい夏の香りがします。 トップが消えかけたあたりからなんともいえない優しくソーピーな香りになってきます。有名どころで言うとグロウほど濃厚でなくて、クロエのイノセンスほどさっぱりしてない石鹸系という感じでしようか。

 



香料の中のヘディオンとはディオールのオーソバージュで一躍有名になったジャスミン調のフレッシュな合成香料。 ホルムオークはウバメガシの一種でそれのモス(苔)ということなんですね。

香料だけでおおかた判断出来るのであれば良いのですが、これは配合の度合いが大きいかな。まず、スパイスもあるわけですが、微かなアクセント程度のもので、それとはわかりません。トップのシトラスノートも駆け足で消え去り、肌にはムスクが残るのです。

(23/05/2007)

1999年発売の最初の香りで、調香はAlberto Morillas。15年ほ経てEdPが発売されたというロングセラーな香りで、未だに廃番となることなく2サイズが発売されています。上記のレヴューでもあまり印象がない、石鹸系としか記載していないのですが、その理由を久しぶりに試してみてわかりました。そう、それしかないのです。

トップではシトラスノートが生き生きと弾けますが、駆け足で通り過ぎてムスクにたどり着くのです。その間わずか数分。それもEdTですから尚更早く、まるでシトラスムスクのコロンのよう。上記の画像のように晴れた日にベッドで眠る二人、つまりはシーツに残る肌の香りがテーマなわけで、軽やかなシトラスムスクが全体像なのです。ファムというほどフェミニンな香りではなく、ユニセックスなまとまりで、シンプルなウッディノートがムスクと共に肌に残ります。

(11/03/2021)

 

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