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Anti Anti / アンティ・アンティ




Sampleレビュー

世界初の熟成・天然香水と謳う日本初のブランドです。熟成するかしないかは別として(物には限度があります)、合成香料を一切使用していない100パーセントの香料を使用しているのが特徴です。

アンティアンティの香りは、基本的にとってもとてもワイルドです。優しげ、儚げというイメージではなくて、「エッセンス」という濃縮されたパワーが解き放つ「生命力」と「存在感」。温室で育てられた花ではなく、野生種の持つワイルドな美しさのようにも感じます。トータル的なイメージとしては、あまりに精油をしっかりと使っているために、生花そのものの香りからズレているんです。ただ、それが本物のみを使用したという「証」なのですね。ただ、どの香りもラストノートはフローラルがゆっくりと花開いて馴染みやすくなりますよ。その香りになるまで時間がかかるのは、パルファムゆえのこと。(でも持続はやっぱり短いです)

花であることにこだわりを持っていて、スパイスやウッディ、ハーブをあまり使っていない気がします。使っていても前に出てくるほど強くないというか。「熟成させる」という言葉からのシトラスを使用していないと思うんですよ。だからか、比較的「似た系統」の香りが多いと感じる人も多いんじゃないでしょうか。1つ1つ比較するとそれぞれ違った表情を持っているのですが、種類的にはあまり広がりがありません。使うたびに少しずつニュアンスが変わるというのは、精油の香りに慣れて心地よく感じていくというのもあると思います。

天然香料のみでは、生花の再現が難しいという良い例だと思います。僕は全体的に少し物足りなさを感じてしまうブランドです。 素材そのものはとても良いものだと思うのですが、喩えれば調味料を全く使っていない食事のようなのです。一つ一つは美味しいのに、料理となると少し味気ないという感じです。僕にはどれも「精油(アブソリュート)の香り」としか感じられず、香水とは思えません。例えるなら香水ではなく「ブレンド精油」でしょうか。(08/06/2007)

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