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Alhambra / アルハンブラ


<香 調> オリエンタル
<仕 様> ユニセックス
<容 量> 200ml
<濃 度> Bath Cream

トップ
コリアンダー、ブルガリアンローズ、ベルガモット
ミドル
オポポナックス、サフラン、パチョリ
ラスト
ミルラ、ベンゾイン、ウード



言わずと知れたグラナダのアルハンブラから名づけられた香りです。アラビア語で赤い宮殿を意味するそうですが、ムーア人の造ったオリエンタルな宮殿は、画像で見ているだけでも素敵さが伝わります。

そんなアルハンブラの香りは、香水ではなくてシャワークリームでのレヴューとなります。とろとろでゆるいテクスチャーの液体がガラスの容器に入っているため、浴室で使うのは怖く躊躇われます。(そのため、容器を移してしまいました)

香りは、使い始めでパッとシトラスアンバーにオポポナックスベースを足したような香りがし、そこからシトラスノートが抜けていわゆるオリエンタルノートとなります。Guerlainに共通するオポポナックスベースにとても似ていますので、ひょっとしたら香水自体もシャリマーを彷彿とさせるオリエンタルな香りなのかもしれませんね。調香にあるようなオポポナックスとおそらく精油ではなくオポポナックスベースなのでしょう。ブルガリアンローズやウードはわかりませんが、バニリックなベンゾインは効いており、肌にオリエンタルな甘さを残してくれます。こういう本格的なオリエンタルな香りのシャワージェルというのは、香水のコフレにあったりするものでしか使うことがないですから(商品化してもなかなか売れない)、ある意味初体験でもあり、貴重なものだと思います。

(16/05/2013)

 

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