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Clair de Lune / クレール・ドゥ・リュヌ


<香 調> グリーンフローラル
<仕 様> レディース
<容 量> 100ml
<濃 度> EDP

トップ
ベルガモット、ライム、エレミ
ミドル
ミモザ、オスマンサス
ラスト
サンダルウッド、シダーウッド、バニラ



輝く月明かりをテーマとした香り。ミモザもオスマンサスも月明かりの色をイメージされる、ということなんでしょうね。

肌に乗せた瞬間からエレミがスパイシーに香り、一瞬びっくりしましたが、そこからゆっくりゆっくりとミモザが開花します。ミモザというよりもカシー(Cassie)タイプのミモザのようで、微かなクミンの香りが感じ取れます。そこにハーバルなグリーン系のオスマンサスが重なるのですが、パワフルなアブソリュート特有のレザーっぽいオスマンサスではありません。ミモザの方が遥かに強く、飽くまでもオスマンサスはアクセントなんですね。時間が経つごとにミモザがそれらしさを増していき、ミモザを楽しめる香りとなっていきます。これはミモザの香料が全てで、その香りがお好きな方ならば間違いなくお好きな香りだと思います。とてもナチュラルで優しい薄っすらとしたその芳香は全体的にも日本人好みだと思いますよ。ただ、トップからミドルが少し個性的なのですが、そこがファッションフレグランスと違うアーティスティックな部分なのです。

(13/07/2012)

 

 

トップノートは本当に野性味溢れるというか、自然そのものの香りに感じます。植物のもつクセ、渋み、苦味、そして青さと美しさを感じさせてくれる、まさに精油満開の香り。でも、これはCassieタイプのミモザがないと表現出来ないこと。以前はCassieタイプのみに感じられたのですが、ひょっとしたら通常のミモザとダブルで併用しているのかもしれません。オスマンサスがもっと強く出たらどうなるのか・・・というのも気にはなるのですが、これはこれで素敵なまとまりだと思います。Annick GoutalのLe Mimosaの可愛らしさを排除して精油感を強めた感じの香りです。

(23/08/2012)

 

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