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Le Sens du Plaisir / ル・サンス・ドゥ・ プレジール


<香 調> フロリエンタル
<仕 様> ユニセックス
<容 量> 100ml
<濃 度> EDP

トップ
ベルガモット、ネロリ、アンジェリカ
ミドル
ローズ、ジャスミン
ラスト
アイリス、バニラ、アンバーグリス



 

オフィシャルには記載がないため、まだ新しい商品です。喜びの感覚と名付けられた香りは、甘美でセクシーな香りとなりました。ベルガモットとネロリはトップで弾けて瞬間で消えてしまい、ローズとジャスミンがフロリエンタルに香るというのが軸です。ローズもジャスミンもアブソリュートで、ジャスミンはサンバック種ではなくJasminum officinale種のアブソリュートを使用しています。 この2つの組み合わせはJean PatouのJoyと同じなのですが、Joyよりもローズアブソリュートが強く、アンバーグリスノートが意外と強く出ているのが特徴です。とにかく、妖しさを感じるほど妖艶で、天然香料ならではの深みと複雑さを奏でてくれます。ファッションフレグランスに慣れ親しんでいる方は、濁ったような香りに感じられてしまうかもしれませんが、これこそが本物の「香水」の形なのです。逆にJoyや1000をお好きな方は間違いなくお好きな系統でしょうね。ベースノートが強くオリエンタルな香りとなっているため、これくらいでしたらユニセックスで使えるでしょう。

人知れず、こっそりと豪華さをまとう。それはその価値を知っている人にしか伝わらない喜びであり、香りは心の糧だと感じさせてくれます。

(22/08/2012)

 

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