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Temps d'Hiver / タンプス・ディヴェール


<香 調> パウダリーオリエンタル
<仕 様> レディース
<容 量> 200ml
<濃 度> Bath Cream

トップ
ローズマリー、ローズ、カーネーション
ミドル
ブルガリアンローズアブソリュート、イランイラン、スズラン、ガルバナム
ラスト
バニラ、トンカビーン、ヘリオトロープ、ペルーバルサム、シャムベンゾイン



クリスマスの思い出を香りとして表現したような冬の香り。ローズにローズマリーを入れちゃうという個性的な発見を見出す香りですが、香りはすぐにヘリオトロープの甘くパウダリーな香りへと変化していきます。香りの軸はベースノートにあり、フローラルの軸はカーネーションですね。少しアーモンドっぽいヘリオトロープが甘く香るわけですが、濃厚な甘さが出ているわけではなくどちらかというとサラサラとした肌なじみの良さを感じさせてくれます。ガルバナムのグリーン香は感じされるほど強くはなく、ローズマリーもトップノートで消えてしまい、肌に残るのはクリスマスにぴったりなアーモンドパウダーのお菓子だった、という雰囲気です。ヘリオトロープが合成香料であることもあり持続はとても良いのです。また、ラストノートはベンゾインやバルサムがパウダリーな香りとなって残りますので、少しクセの少ないゲラン調という印象も受けます。とても上品なラストノートですよ。

(12/07/2012)

Bath Creamをはりきって3つも購入してしまったのですが、使用後に香りが薄いヴェールとなって肌に残るほど香りは強めに配合されています。上記の香水のレヴューとほぼ同様のイメージで、トップのローズマリーやガルバナム、ローズアブソリュートはほぼわからず、カーネーション系のフローラルノートにオポポナックスベースのようなパウダリーで甘い香りがどっしりと軸となって香ります。甘く柔らかくセクシーですがグルマン系というと少し違うかな、という印象。でも、シプレではありませんので、香水を重ねるのであればベースとしての下地になってくれそうです。浴室に広がる甘くパウダリーな香りは、日本語では表現できそうにないラグジュアリーという言葉のイメージがぴったりな気がします。

(17/05/2013)

 

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