*Log in
 *Log out
 *My account

| Top | Books | Topics | PMF | Q & A | Making | Essential | Perfumers |  PRESS |
  

Cuir Sacre / キュイール・サクレ


<香 調> アロマティックスパイシーレザリー
<仕 様> ユニセックス
<容 量> 100ml
<濃 度> EDP

トップ
ジュニパーベリー、カルダモン、サイプレス
ミドル
フランキンセンス、サフラン、シダーリーフ
ラスト
ベチバー、シプリオール、レザー



レザーの街として有名なスペインのコルドバをテーマとした香りで、タイトルはシークレットレザーの意味。何故この街が選ばれたのかというと、コルドバ産のレザーはゴールドレザーとも呼ばれ、金で箔押ししたタペストリーが作られているのだそう。

 

 

とてもアロマティックなレザーで、レザーっぽいサフラン調の香りはあるものの、トップでのイメージはアロマティックなオリエンタルといったところ。カルダモンが良く効いていて、スパイシーでくすんだニュアンスがフランキンセンスとサフランに重なって香るのです。フランキンセンスの樹脂っぽい部分ではなく、ピネンのアロマティックな部分をシダーリーフやジュニパーベリーが相性良く押し上げ、生き生きと香ります。ミドル以降になってレザーが主張しはじめるのですが、やはりこのレザーもサフラン調の柔らかなテイストとなっていて、ミドルのサフランがスライドして香っている感覚です。スモーキーで力強いメンズっぽいレザーではなく、イソブチルキノリンを使用したクラシカルなテイストでもなく、実に現代的な今風のレザーだと言えます。

(24/12/2015)

 

 

今年もクリスマスの記事となりました。それはゴールドがクリスマスに相応しいから。そしてフランキンセンスがレザーと重なっているから。前回のサンプルの印象とフルボトルの印象は大きく変わっておらず、カルダモンの効いたアロマティックでスパイシーなトップから、柔らかなレザーへと切り替わっていくのですが、カルダモンの残り香が強く、レザー感は上記の通り力強いものではなく、アロマティックな香りに上手く重なっているというか、優しく微笑みながら隠れているようなニュアンスです。とても上品でありながら、カルダモンが個性を引き出しています。

(25/12/2018)

 

 

ボトルの透明感がすごく、向こうの空がボトルに閉じ込められているかのよう。

(10/01/2020)

 

 

 

 

<Atelier Des Ors Topへ戻る>

profice〜香水のポータルサイト〜