インセンスは昔から祈りを捧げる際に寺院や教会で炊かれてきました。煙は香りと祈りとともに天に昇るのです。
ダウンタウンの小さなカフェで水タバコ(シーシャタバコ)の煙を見て思いついたそうです。

教会の香りだったらフランキンセンスとミルラですね。そこにChoya Lobanとあるのは、これはどうやらインド産の樹脂のようです。付けた瞬間に「あぁー、これこれ ! ! 」と言いたくなるくらいに僕には馴染みのある香りです。やはりフランキンセンスにミルラ、アガーウッドとゼラニウムが強めに出ていて、インセンス系のウッディになっています。ただ、煙というほどスモーキーかというと、ウッディがまだまだ香りますので、深みのあるしっとりとした香になっています。インセンスだけだと比較的ドライだと思うんですよ。煙だけではなくて、樹木を燃やした時の焦げたような香ばしさも香ります。きっとアガーウッドなのでしょうけど。

ミドル以降は少しミルラやローズウッドが強いのですが、教会や薬局ってタイミングによってはこういう香りが充満してたりします。あぁ、好きだなぁ、落ち着くなぁ、と感じるのはやはり「瞑想の香り」だからなのですね。

(24/08/2007)