ナグチャンパというのは、いわばインドのお香です。お香を焚く方にはおなじみなのかもしれません、サイババの香りだなんて言われてます・・・。お香の業界でもとても人気の香りで、いくつか種類が出ています。チャンパカは栽培をしているので香りはわかるのですが、この香水の中にそれを感じるかというと微妙です。それらしき香りはあるのですが、チャンパカそのものの香りが繊細なので、インセンスと混じると別物になってしまいそう・・・。木蓮科の植物なので、マグノリアのような香りなんです。

このナグチャンパは、チャンパカにアンバーにインセンスですから、とてもふんわりとした香りですよ。つけた瞬間はフローラルがふわーっと香りますが、次第にインセンスが強くなっていきます。でも、最後まで全くのインセンスで終わることなく、ミドルが続く感じでしょうか。優しいインセンスなんですよ。アンバーも驚くほど強くはなくて、上手くまとめている感じがします。サンプルで試した時はこのインセンスっぽさを感じなくて、チャンパカの香りだとメモしていたのですが、スプレーでしっかりと肌に乗せてみると違いますね。インセンスもしっかり出ています。 数多くあるインセンスの香りの中では、女性にも人気のありそうな香りだと思います。

(08/11/2006)