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Amazing / アメイジング


<香 調> シアーフローラル
<仕 様> レディース
<容 量> 100ml
<濃 度> EDT

トップ
プルメリア、スズラン、マンダリンフラワー、コットンフラワー
ミドル
アジサイ、ミモザ、ロータスフラワー、リンデンブロッサム
ラスト
ジャカランダウッド、アンバー、サンダルウッド、ムスク



1999年の発売で、ビルブラスが亡くなる以前のものなので、彼の発売したものにあたります。 調香はJean Claude Delville。メンズと共通して言えるのはまず変わったボトルだということ。画像は100mlのもので一番大きなサイズなんですね。蛇腹の数が容量によって変化するので、100mlが一番蛇腹が多いのですが、これはも日本の「ランタン」をイメージして作られたのだそう。

あまり見かけないアジサイを使用した香り。アジサイに芳香性の品種はないように思いますので、おそらくそのイメージのアコードなのでしょう。香りモンタナのブルーを彷彿とさせるシアーフローラルで、若干のクセがトップに感じられます。プルメリアの甘さはそれほどなく、スズラン、コットンフラワー、ロータスフラワーが効いている感じです。ミモザのパウダリーさも感じないです。とても使いやすく、甘すぎずに爽やかすぎずに中途半端な梅雨の時期に使える香りです。流行系のフルーティーフローラルとは違いますので流行廃りなく使えそうですよね。

メンズ同様に、以前は国内ではほとんど見かけなかったのですが、ここ最近並行輸入で取り扱いをするオンラインショップが出始めて 100mlでも3,000円台で購入が可能になりました。

(25/05/2006)

 

 

初期のレヴューの稚拙さが何とも・・・と、14年振りに再レヴューとなりました。それは未だにディスカウントショップに出回っているから。長くご愛用されてきた方が、最近購入したら香りが変わっていたという口コミもありますので、今の香りはもう違っているのかもしれませんが、発売当時の香りはアルデヒドではありませんでした。飽くまでもシアー系フルーティーフローラルの延長にある香りで、瑞々しいホワイトフローラルに、ペア系のフルーツとマスカットを足したような瑞々しいフルーティーさが重なっていきます。アクアティックでもマリンでもないのに水っぽく感じられるのは、そうしたホワイトフローラルノートが少し強めに使われているからなのだと思いますが、肌に残るシアー系のソーピーなムスクは今でも十分好まれそう。

(03/06/2020)

 

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