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Jasmin Noir / ジャスミンノワール


<香 調> フロリエンタル
<仕 様> レディース
<容 量> 10ml
<濃 度> EDP

トップ
グリーンサップ、ガーデニア
ミドル
サンバックジャスミンアブソリュート、サテンアーモンドノート
ラスト
プレシャスウッド、トンカビーン、リコリス



2008年初夏、世界的にかなり大掛かりなセレモニー(プロモーション)を開催して話題となった香りです。調香を担当したのはCarlos BenaimとSophie Labbeの2人。Carlos Benaimにとってジャスミンは若い頃過ごしたタンザニアやモロッコを思い起こさせる花だそうです。ジャスミンの季節ということで夏に向けて発売されたのですが、日本発売は秋でした。

香りはきちんとジャスミンが存在するフロリエンタルで、ウッディノートとアンバーっぽい香りと甘さがジャスミンを包んでいます。ラストにはブルガリらしいオリエンタルノート(精油の重さのない特有の雰囲気)が残ります。以前にムエットで香っていたときは「ジャスミンはどこへ?」という雰囲気だったのですが、肌に乗せてみるときちんと香っています。ただ、ジャスミンらしいジャスミン香ではなくてガーデニア風ジャスミンとなっているので生花のジャスミンを期待すると難しいと思います。(僕はジャスミンよりもガーデニアを強く感じます・・・。)ミドル以降はアーモンドの甘さも加わってクリーミーな香りとなって落ち着きます。

ノワールなジャスミンというイメージと真夏に向けて発売されたということから、もっともっとワイルドなジャスミンたっぷりという香りを期待していたのですが、オリエンタルノートでノワールを表現していることに少しがっかりしたのですが、僕はブルガリの一連の製品の中では1番好きな方です。一連のブルガリ製品のメインユーザーは若い世代やビギナーの方々ですので、脱フルーティーフローラルを狙うビギナー層に是非使って欲しいところです。こういう香りに慣れ親しむとぐぐっと幅が広がりそうです。

(16/04/2009)

 

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