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Bvlgari Pour Femme / ブルガリ・プール・ファム


<香 調> フレッシュフローラルムスク
<仕 様> レディース
<容 量> 50ml
<濃 度> EDP

トップ
ベルガモット、ヴァイオレットリーフ、オレンジブロッサム
ミドル
サンバックジャスミン、ミモザ、ローズ
ラスト
アイリス、ムスク、サンダルウッド



1994年の発売で、ブルガリとして2つ目の香り。調香は当時様々なファッションフレグランスを手がけ、ヒットを飛ばしていたSophia Grojsmanと、今はニッチなフレグランス市場で活躍しているNathalie Lorson。

女性なら、誰もが一度は使ったことがある香りなのではないでしょうか。誰もがスタートする場所にある香りの1つとなったのには、それ相当の理由があります。まず、価格が安いこと。誰もが使いやすい香りであること。そして、名の知れたブランドであること。

1992年にJean-Claude Ellenaの調香によるEau Parfumee au The Vertでスマッシュとなり、フレグランス市場に参入したブルガリは、1994年にプールファムを、そして翌年の95年にプールオムを発売し、どちらも時流に乗って大ヒットをしました。Issey Miyakeが水の香りをテーマとしたL'Eau d'Isseyを発売したのが1992年のこと。ナチュラルと言う言葉がもてはやされ、自然派と言う言葉がキーワードだった時代のことです。バブル期のこってりとした、少し個性的な香りを脱し、もう少しナチュラルなフローラル感、自然派を好む人たちに受け入れられそうな、消え入りそうな素肌感のある香りを目指してつくられたのでしょう。

香りは、特に印象に残らないけれど、ふんわりとした香りが心地良く広がる、そうしたテーマにぴったり沿った香りでした。幾度となく香ったはずのその香りを改めてじっくりと肌に乗せて見ると、まずはローズとヴァイオレットがマスカットのようなフレッシュフルーツと共に広がりました。ヴァイオレットノートが意外にも強く、ローズをアクセントにして広がったのです。香りの軸はそこからスズラン調のフレッシュフローラルとへディオンに切り替わりながら、スイートムスクに包まれて薄れていくのですが、微かなパウダリーノートとウッディノートが、たっぷり目なムスクに包まれて香り、素肌と一体化していきます。そこにはまだトロピカルフルーツの影はなく、20分ほどであっさりとラストノートを迎え、そこからはラズベリー調のスイートムスクがゆっくりと続くのです。この香りはたっぷりのムスクとフレッシュノート、フローラルノートが使われており、全体的に高濃度でも軽いという新たな時代の調香となっています。天然香料がほとんどないのも特徴で、そうした香料でまとめていくことで安定供給を目指していたとも言えます。

(29/06/2020)

 

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