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Sampleレヴュー

■Promesse (2005年)

ターゲットは25〜35歳。ボトルはライラックカラーのクリアボトルにシルバーのキャップでとても可愛らしくしています。このフレグランスの発売当初のプロモーションでは、大きな白いツリーにボトルキャップにもついているライラック色のリボンがつり下げられていました。そのイメージコンセプトはどうやら日本のおみくじ(引いた後、枝にくくる様子)や七夕から来ているんだそうです・・・。香りを手がけたのはCarlos BenaimとSophie Labbeで香りの軸はブラックベリーとオーキッドです。ラズベリーも甘さよりも酸味を出すようにしたのだとか。

トップ:ブラックベリー、マンダリン、ベルガモット
ミドル:サンバックジャスミン、オーキッド
ベース:ムスク、シダー、サンダルウッド

もう、とっても可愛らしいフルーティーフローラル。甘酸っぱいけれど、若い世代に似合いそうなジューシーさです。少し系統としてはありきたりな感じが否めませんが、似たような香りが氾濫しているならばボトルで選んでも良さそうなもの。シトラスノートとブラックベリーがジューシーに香った後は残り香と共に柔らかなウッディムスクへと変化していきます。イメージとしてはVC&AのFeerieを更に可愛らしくした感じ。(18/05/2011)


■Cacharel pour Homme (1981年)

廃番とならずに生き残っているキャシャレルの中では定番のメンズフレグランスで香調はスパイシーウッディ。

トップ:ベルガモット、ラベンダー、クラリセージ、ナツメグ
ミドル:イランイラン、スズラン、ゼラニウム、カーネーション
ベース:シダーウッド、ベチバー、アンバー、ファー、モス、サンダルウッド

香りの核はクラリセージ、ナツメグとシダーウッドです。でもトップはやはりすっきりとシトラスが強く出ていますし、ラベンダーもきちんと香っていますので飛びぬけた感はないのですが、ミドル辺りからラベンダーセージという雰囲気になってきてそれを過ぎるとウッディが明るく出てきます。シダーウッドよりもベチバーっぽさの方を強く感じるので僕にはとても好きな組み合わせです。(ラベンダー、セージ、ベチバー)実はしっかりとイランイランも香っているのだということがじっくり香っていると分かるのですが、組み合わせがシンプルで使い安い香りだと思います。クラシカルというか定番ではあるのですがメンズ特有のクセが少ないとも言えるので幅広く好まれるのではないでしょうか。(14/01/2009)

 

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