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Cale Fragranze d'Autore / カレー・フレグランツェ・ダウトーレ





Sampleレヴュー

2008年Silvio Leviがミラノに設立したブランド。というかイタリアのフレグランス協会の会長である彼が自身のお店の名前を冠したブランドを作り出したのです。Caleというのは彼のお店です。ブランド名はフレグランス制作者という意味です。彼のお店というか会社はCreedやD'Orsayをはじめとした製品のイタリア(ヨーロッパのものも)販売ライセンスを取得しているいわば流通会社です。お店はゆったりとした空間で、2階には屋根裏のような部屋があり、そこが打ち合わせルームなのですが、巨大なクリードのボトルやシェービング関係の見本があったりと豪華でした。彼がProfumi di Pantelleriaを生み出した後、自身の会社としてのブランドを立ち上げたわけですが、調香師はやはり親友のMaurizio Cerizza氏が担当しています。製品は50mlの1サイズで、まだ世界展開していません。ブランドをスタートさせたのは2008年の夏くらいだったと思うのですが、まずはイタリアで数年間実績を作ってから・・・ということであまり手広く販売する意向はないようです。このあたりの考え方が、売ろうと必死になっている他社とは違うんですよね。飽くまでもブームを作らず、雨水がゆっくりと地下に浸透していくように、気づいたら世界展開していた・・・というイメージを描いているようです。最初のラインは8種で、メンズが1種、レディースが1種、6種がユニセックス。この辺りの製品スタイルもProfumi di Pantelleriaと似ています。50mlの1サイズで価格も抑えていますので、Profumi di Pantelleriaよりも1ランク下のカジュアルなフレグランスラインを目指したようです。(05/03/2010)

 

 

最初の8種の香りはAFMのMaurizio Cerizza氏と Silvio Levi氏によるもので、Silvio氏は調香ではなくプロデューサーです。2011年より全ての濃度をEdTからEdPに切り替え、105ユーロとなりました。サイズも価格もとても良心的ですよね。また、もともとのタイトルに音楽用語を用いたものがいくつかあったのですが、それぞれをイメージした音楽をヘッドフォンで聴きながら香りを楽しむというスタイルに変わりました。(05/11/2018)

 

レヴュー済みのものはタイトルにリンクあり
Libera Mente (2019年)
Sottosopra
(2018年)
Roboris (2011年)
Fulgor (2011年)
Allegro Con Brio (2008年)
Assolo (2008年)
Brezza di Seta (2008年)
Dolce Riso (2008年)
Mistero (2008年)
Ozio (2008年)
Preludio d'Oriente (2008年)
Tepidarium (2008年)
 


Special Thanks (Sample提供) ■Cale Fragranze d'Autore (from Italy)
Official >>> イタリア語、英語

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