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Mimosa / ミモザ


<香 調> スイートフローラル
<仕 様> レディース
<容 量> 100ml
<濃 度> EDT

トップ
1.ローズ、ミモザ、ジャスミン、グリーンリーブス
2.ミモザ、グレープフルーツ、マンダリン、ムスク
ミドル
ラスト



 

NYのSOHOにある人気セレクトショップ「Calypso」が発表した10種のフレグランスのうちの1つ。アンバー、シュブレフォイユ、ジャスミン、ローズ、ヴァイオレット、バニラ、マリンにTHE(お茶)、オムの10種。

ミモザという名前の通りにミモザですが、シングルノートではありません。
香調は

1. ローズ、ミモザ、ジャスミン、グリーンリーブス
2. ミモザ、グレープフルーツ、マンダリン、ムスク

オフィシャルでは1、フランスのセフォラでは2だったんですね。実際に香りを確かめたところ、両方が香りました。ローズもジャスミンもいわば「アクセント」程度で、ミモザ+グリーンと、ミモザ+シトラス+ムスクだとしたら、シトラスはそれほど強くないのでミモザグリーン、ミモザムスク・・・ラストはで優しい石鹸香となります。 ムスクなのですが、直前に青っぽいグリーンも感じますので、結果としてどちらも正解と言う感じです。

 



生花のミモザとの比較ですが、生花に比較的近いと思います。生花の青さと粉っぽさをふんわりいい感じに再現しており、モリナールのミモザより上品で、キャロンのファルネシアーナ(ミモザ)よりさっぱりとしています。とてもナチュラルで優しい香りなので、春一番が吹いた今日の香りにぴったりです。軽やかな香りですが、案外持続は良さそうです。

(26/05/2006)

 

 

ミモザのシーズンももう終わりですが、久しぶりに肌に乗せてみました。トップではミモザではない香りが広がりますが、そこを過ぎるとアニス調のフローラルが柔らかく広がり、全体としてミモザ調のフローラルとなっています。グリーンノートもあり、パウダリーノートもあり、ムスクもあります。調香にあるようなローズやジャスミンはミモザの香りを再現する際の微量成分で、軸となるほど強くはなく、飽くまでもテーマであるミモザの香りを邪魔することなく香ります。

ミモザの香りはアニス調の少しパウダリーなフローラルで、グリーンノートはキュウリにも似た少し瓜っぽい香りです。そのため、グリーンノートにはヴァイオレットリーフ調の香りを合わせることが多いのですが、こちらはそこまでグリーンノートが強くはなく、ミモザの一部となって香ります。とても生花らしさを感じさせてくれる良い香りだったのですが、残念ながら2年前にブランドは終了となり、全てが廃番となりました。アメリカらしいシンプルな軽やかさで春を演出してくれた香りでした。

(26/03/2021)

 

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