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Sampleレヴュー (Fresh Collection)

 

 

 

■Bo-Bo (2019年)

Bo-Boとは地中海地方に伝わる古来の民族舞踊。アフリカが発祥なのか、アフリカの民族舞踊が検索すると出てきます。

 

 

トップ:ベルガモット、マンダリン、ブラックカラント
ミドル:オレンジブロッサム、ジャスミン、スズラン
ベース:ホワイトアンバー、ムスク

フレッシュコレクションに相応しい、明るいシトラスがブラックカラントをアクセントにして弾けたかと思うと、シトラスノートがオレンジブロッサムにスライドして明るいシトラスフローラルへと変化していきます。その軽くて明るいシトラスフローラルを支えているのは主張の少ないシンプルなムスクで、あっさりと使えるマルチな香りといったところ。夏にはぴったりだと思います。(29/08/2019)


■Salado (2019年)

肌に残った海の香り、ボートに残った結晶化した塩、それらは地中海の夏の香り。ということで、夏の風景を思い出すフレッシュな香り。

 

 

トップ:ピンクペッパー、ペティグレン、ベルガモット
ミドル:オレンジブロッサム、キュウリ
ベース:ソルトアコード、流木アコード、ムスク

ムエットで香った時は、マリンノートだよね・・・とそこばかりが主張して感じたのですが、肌に乗せてゆっくりと香ると、キュウリの瓜っぽい青さが感じられたり、マリンではなく塩っぽいカリッとした鉱物的なニュアンスが感じられたりと、楽しめるマリンとなっていました。ただ、基本的にはマリン系ですので、苦手な方には難しい香りだと思います。リゾートで夏を楽しむのであれば、これくらい冷たさを感じるマリンの方が楽しめるのかもしれません。(29/08/2019)


■Fig Man (2019年)

どうしてこの香りが地中海のライフスタイルを象徴するものなのかと思ったら、1969年にダリが描いたHomme Figuierというイラストがモチーフなのだそう。

 

 

トップ:ベルガモット、カルダモン、フィグ
ミドル:フィグリーフ、ヴァイオレット、マリンノート
ベース:パチョリ、ガイヤックウッド、トンカビーン

笑ってしまうほど、フィグ・マンだよね、というのがムエットでの印象でした。それはフィグマンという新たなキャラクターが生まれたのではないかと思うほど、メンズっぽいフィグだったからです。マリンノートをアクセントに、クマリンとパチョリのベースが重なったグリーンは、ゼラニウムやラベンダーを抜いたフゼアな雰囲気で、それらを重ねたら一気にメンズになってしまう、ギリギリのところにあるのです。でも、スプレーで肌に乗せたらムエットの時よりもキレイなフィグとなり、ユニセックスな香りに感じられました。ココナッツが強くはない、フレッシュで明るいフィグの香りです。(28/08/2019)

 

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