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Remember Me / リメンバーミー


<香 調> フレッシュフローラル
<仕 様> レディース
<容 量> 50ml
<濃 度> EDT

トップ
ベルガモット、ユズ、ヒヤシンス 
ミドル
マーヴライラック、ヴァイオレット、ホワイトジャスミン、メイブロッサム
ラスト
ホワイトシダー、フローレンタインアイリス



 

わすれな草をイメージした2000年限定の香りで、2002年に再発売。少し青臭いフローラルです。すっきりしてとても使いやすいのですが、いまいち香りがはっきりしない感じはしますね。持続もさほど長くはないので軽やかに短時間楽しむちょっとした外出にはいいのかもしれないです。あまり主張をしない方が便利な場合や、そういった職場などにもいいですよね。なんでだろうと思ったら、ベースノートが薄いのです。シダーウッドも薄いし、アイリスのパウダリーさも薄い。となると、ミドルのフローラルが精一杯ですよね。ラストノートがほのかな石鹸香にもなるので、ホワイトムスク的な合成香料も入っていることだと思います。初心者の方にはとても使い安い香りで、日本ではヒットしたのですが、海外では軽すぎてサマーフレグランスという位置づけであまりヒットはしなかったようです。

(30/11/2006)

 

 

 

久しぶりに肌に乗せての再レヴューです。グリーンノートを生かしたトップで始まるグリーンフローラルで、香りはスズラン、ジャスミン調の香りを軸に、ペア調のフルーティーさがアクセントとなって広がります。全体的なイメージがとてもフレッシュでソーピーなため、日本人好みではありますが、あまり海外では支持されなかったというのも理解が出来ます。この頃は石鹸系の香りがとても多くありましたから、似たようなソーピーなムスクをベースに、その上に微かにフルーティーなフローラルを重ねたというのが全体像。ももとの忘れな草には香りがありませんから、あの小さな青い花わイメージした、ふわふわととても女性らしい、特に可愛らしいニュアンスに仕立てたのだと思われます。最後はスズラン調のフローラルとムスクが少しエアリーに残りますから、サマーフレグランスとしてたっぷり使うのもありだと思います。

時代に埋もれてしまった香りですが、こうした商品は時代を映す鏡。良く見るとボトルのスプレー部分の作りがとても甘く、今では考えられない状態です。そう考えるとボトルリニューアルというのも大切なことなんですよね。

(16/03/2021)

 

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