1964年、パリ生まれのChristian Louboutinが1991年に創設したシューズブランド。1992年に最初の店舗をパリにオープンしてスタートし、あっという間にスターダムにのし上がったシューズデザイナー。言わずもがなの歴史ですが、本当に独創的なスタイルで早くから頭角を現した方ですよね。幼少の頃からドロップアウトを繰り返し、世の中に馴染めずにいた彼が惹かれたのが女性のヒールだったわけです。女性のヒールに目が行く、そこを突き詰めたくなる、という発想が彼の人柄を現わしていると思いますが、一発でそれとわかるレッドソールは確かにセクシーでゲイらしいテイストです。

2014年に個性的なコスメラインをスタートし、注目を浴びた後、2016年に3種のフレグランスを発売。コスメラインはとてもクールなのですが、香水に関しては世界中から賛否両論です。もちろんそれはボトルの見た目が問題だから。世界各国にはこうした形のお菓子があり、日本にはもちろん有名なねじりコンニャクがあります。きっとそのお菓子やクッキーなどの形にヒントを得たのでしょうね。彼がどこまで製造に関わっていたのか定かではありませんが、ロレアルがライセンスを所有し、製造販売を行っています。当初は80mlのパルファムでスタートしたのですが、すぐに5ml×3種のセットを追加。そして数年後に30mlが追加となりました。国内価格は、30、80mlが20,520円 (135ドル)、41,040円 (275ドル)、セットが14,040円 (95ドル)です。また、アルコール製剤が使えないイスラムにも配慮し、パフュームオイルも30mlが47,520円 (320ドル)で発売されています。

ちなみに、ボトルは作りがとても甘いようで、プッシュをしていると液体が少しずつ漏れ、塗装を溶かしていきます。

これではクオリティが高いとは言えませんよね。少しでも漏れがあるようでしたら、頻繁にクリーニングをした方が良さそうです。

クリーニングの際には、キャップの部分も忘れずに。(07/02/2019)