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<香 調> スパイシーアンバーウッディ
<仕 様> レディース
<容 量> 25ml
<濃 度> EDP、EDT

トップ
インク、フランキンセンス、アンバー、ラブダナム、パチョリ、チャイニーズシダーウッド、アルデヒド、クミン、アンジェリカルート、ベチバー、ケード、マテアブソリュート、マグノリア
ミドル
ラスト



お互いに補足し合うもの同士のコントラスト。反射と不透明・・・鏡と輝き・・・光と影・・・大地と太陽のエネルギーの微妙な関係を表現したんだそうです。インクを使用しているあたりがやはり日本人デザイナーですね

確かにトップにお香の柔らかな感じと墨の香りが入り交じってます。アンバーの甘さはあるけれどフローラルの華やかさ、爽快さはほとんどありません。フローラルはあまりありませんがフルーティーさは感じます。そのフルーティーさがなかったらもう少しメンズっぽくなるのでしょうが、甘さがあることできれいなユニセックスとなっています。カジュアルというよりもちょっと小綺麗にまとめたスタイルに合う感じでボトルがほんとにかわいいです。ちょうど手のひらに収まるサイズです。結構しっかり香りますので、つける量に注意です。

(30/10/2006)

今年調香体験セミナーのFタイプで模倣レシピを公開したのですが、香りは実に上手くユニセックスな雰囲気になっています。アンバーウッディ系の合成香料を軸に、軽いジャスミン系合成香料を重ね、スパイシー(フローラル)アンバーウッディとでも言うべき香りにまとまっています。香りの中にレディースの要素が隠れていることを知ると、飽くまでもレディースとして発売されたことが理解出来ます。この香りを説明していくには、どうしても合成香料のアンバーウッディの香りを知らないと伝わらないというもどかしさがあるのですが、HermesのTerre d'Hermesを少し穏やかにして深みを増したような香りがアンバーウッディノートです。個性的だけど使いやすくてカジュアルだというMark Buxton氏の手腕が光る香り。廃番にならずに販売されているところも商品を大切にしている感じが伝わって嬉しいですよね。

画像のブラックボトルはポケットサイズのEdPで、シルバーボトルはEdTとなります。香りは単純に濃度違いで印象は変わりませんので、持続を考慮した濃度で商品を選ばれると良いかと思います。

(27/06/2012)

 

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