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L'Effleur / レフルーレ


<香 調> グリーンフローラル
<仕 様> レディース
<容 量> 22ml
<濃 度> EDC

トップ
不明
ミドル
ラスト



1990年発売で、タイトルの意味は英語にするとテンダータッチのような感じで、軽く触るという意味になります。香りは確かにグリーン系のフローラルではあるのですが、予想していたよりもクラシカルな雰囲気が出ています。少しアルデヒドとオークモスの欠片が見え隠れしているんです。ガルバナムの強いグリーン香ではなく、どちらかというと甘さをもったヒヤシンス風のフローラルがライトパウダリーなフローラルと重なります。付けた瞬間はフローラルが全面に出ていますが、時間と共にウッディが出てきて落ち着いていきます。華やかなフローラルというわけでもなく、グリーンのキリリとしたフローラルというニュアンスでもなく、少しクラシカルさを持ったフローラルブーケです。今の時代の流行ではみられない香りですが、1990年の発売当時でももう少しフルーティーなものが流行していたように思いますから、当時も少しクラシカルに感じていたのかもしれません。

廃番となって久しく、状態良く保管していても劣化をしてしまう香りのようで、トップのシトラスが焼けて苦味が出やすいようです。何度かスプレーしていると苦味が薄れて昔の名残のある香りになってくるのですが、開封後は早めに使ってしまった方が良さそうです。

(29/08/2008)

 

 

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