*Log in
 *Log out
 *My account

| Top | Books | Topics | PMF | Q & A | Making | Essential | Perfumers |  PRESS |
  

Masumi / マスミ


<香 調> グリーンシプレフローラル
<仕 様> レディース
<容 量> 不明
<濃 度> 不明

トップ
不明
ミドル
ラスト



1967年発売。ファイザー株式会社が日本の正規代理店だった頃、日本人の名前を冠した製品ということでヒットしたそうです。西洋人の感じる東洋への憧れが、シプレとして表現された、それがこのマスミなのではないかと思います。香りにまつわるストーリーとか背景が全く残されていないところを見ると、海外ではあまりヒットしなかったのでしょうか? ボトルには右のような右二つ巴の家紋が描かれています。(四十七士のリーダーであった大石内蔵助の大石家の家紋もコレです)

香りはグリーンシプレで、SisleyEau de Campagneを柔らかくまろやかにした感じです。(SisleyEau de Campagneはフレッシュにスパークするボディスプラッシュ的な香り)付けた瞬間からガルバナムが弾け、そこからオークモスとパチョリがふわりと香りだします。後はCoumarin(クマリン)が香るくらいで、とてもシンプルなグリーンシプレとなっています。1970年にChanelNo.19というグリーンシプレを、1974年にSisleyEau de Campagneを発売したことを考えると、一足お先に先駆けとして発売していたグリーンシプレだったのですね。全国のこの香りをご愛用の「マスミ」さん、代替えでしたら、上記の2つが良いのではないかと思います。

(28/06/2010)

 

 

Sampleレヴューからページを移動です。ボトルはおそらく7mlくらいでネックレス仕様になっています。ミニボトルがネックレスになっているだけなのですが、その横には油取り紙がセットになっています。コンパクトに収納されている少し変わったセット商品なのですが、70年代のアメリカでヒットしていたようなクラシカルさを湛えた商品ですよね。香りはMasumiそのもののグリーンシプレなのですが、濃度はパルファムではなくてコロンのようです。とても軽やかですよ。揮発の目減りもなく、完璧な保存状態だと思います。

(15/07/2011)

 

<Coty Topに戻る>

profice〜香水のポータルサイト〜