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Iris / アイリス


<香 調> フルーティーパウダリーウッディ
<仕 様> ユニセックス
<容 量> 100ml
<濃 度> EDT

トップ
イタリアンベルガモット、カシス
ミドル
アイリス
ラスト
サンダルウッド、パチョリ、ベチバー、シダーウッド、ムスク



2010年発売。フルラインが発売となったアイリスの香りで、キャンペーンでパープルのVespaが当たり、アイリスの産地であるイタリアを旅しよう、なんてのも開催されています。

 



香りはとても軽やかで、付けた瞬間は以外なほどフルーティーさが前に出ます。そのフルーティーさがトップで落ち着いた後でふわりふわりとアイリスが香りだすのですが、沢山使われているはずのベースのウッディノートがなかなか前に出てきません。ウッディよりもフルーティーさの残り香の方が強くて、このフルーティーさは何と言えば良いのかと考えをめぐらしたところ、1番フィットするのはバナナです。バナナの中のバナナらしい部分ではなくて、バナナの中のフルーティーな甘さが欠片となってアイリスと重なっています。フルーティーな部分を感じなくなった頃からウッディノートが香り始めるのですが、全体的にコロンのような軽さですのでウッディノートもわずかなニュアンスのみになっています。アイリスも天然香料を使用しているようで、箱の成分表に記載があるのですが、濃度がとても薄いというのがこの香りの全てだと思います。パウダリーで濃厚なアイリスというよりも、ヴェールを1枚まとうような軽やかなフルーティー系アイリスですので、やはりライン使いしてこそ楽しめるというものなのかもしれませんね。インパクトは強くありませんが、パシャパシャと使える日本人好みなテイストだと思います。

(26/10/2010)

 

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