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Rapsodia in Blu / ラプソディア・イン・ブルー


<香 調> シトラスフローラルウッディ
<仕 様> ユニセックス
<容 量> 100ml
<濃 度> EDT

トップ
レモン、ベルガモット、ローズマリー、パラグアイぺティグレン、アルテミジア
ミドル
ジャスミン、スズラン
ラスト
ホワイトムスク、シダーウッド



 

Cristiano Fissore3番目の香りとして2007年発売。碧き地中海をボトルに映した香りのイメージはイタリアでも有名な世界遺産チンクエテッレ(5つの土地)をテーマとしています。5つの小さな町が、切り立った断崖の急斜面に築かれている場所です。街と街を行き来するにも道はなく、船のみが使われるという場所もあります。海岸線に沿ってひっそりと佇む5つの街。街というよりも村という感じですが。

 



ユニセックスとなっているこのボトルは、パッケージ代わりになっている袋が今までカシミアだったのですが、今回は綿に変わっていて、カジュアル感を出しています。香りはトップのシトラスが爽快に香り、次第にフローラルが出てきます。最初からシトラスの中にハーブのグリーンとぺティグレンの渋みが入っているので、単純なシトラスコロンとは少し違った趣になっているのが特徴です。ジャスミンやスズランも確かに香りますが、思った以上に早くシダーウッドが出てきて優しげなウッディに包まれるようになります。一番強いのはラストのシダーウッドなんじゃないかなぁ。全てがそこに帰着する、という感じの香り方で、ベースノートがちゃんとエッセンスをまとめているという感じが見受けられます。(ホワイトムスクもちゃんと主張しています)

とても爽やかに、そして清潔感たっぷりな香り。洗い立てのコットンシャツに合わせたいような香りで、チンクエテッレを望む地中海を眺めながら散歩する心地良さを表現したような印象です。とてもイタリアらしい香りですね。

(25/06/2007)

 

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