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Sampleレヴュー

 

 

■Leather Forever (2019年)

テーマとなったのは、レザークラブ。つまりはレザー愛好家。だから、トップにもミドルにもベースにもレザーが配置され、長くレザーが楽しめるようになっているのです。

トップ:サフラン、シナモン、ブラックトリュフ、レザーグローヴ、ローズバッド
ミドル:レザージャケット、ウード、アンバー、バーチ、ベチバー、サンダルウッド、パチョリ、アイリス
ベース:レザーベルト、アンバー、スティラックス、カストリウム、オークモス、ウード、バニラ、ムスク

彼がイメージしたのはフェミニンで優しいレザーではなく、少しハードゲイっぽいカストリウムの効いた男性的でアニマリックなレザーでした。レザーはカストリウムやウードと相性が良く、そこにサフランをはじめとしたレザーに合うスパイスを配置し、アニマリックさが一段落する頃からオリエンタルなレザーに切り替わっていく香りとなっています。確かにこれならば18禁というニュアンスも伝わってきますし、大人の密やかな遊び、というのも頷けます。オフィシャルではレザーフゼアとしていますが、フゼアの要素はほとんど感じられないので、レザーオリエンタルとか、アニマリックレザリーくらいの方が伝わりやすいと思います。バーチのタールは強すぎることなく、スモーキーなニュアンスをわずかに感じさせる程度。また、シプレ風でもありませんので、モスやパチョリが強めに出るレザーでもありません。クラシカルなタイプでもないのですが、アニマルムスクが強いところで好き嫌いが分かれるかもしれません。少しやんちゃな男性に良さそうですね。(27/02/2020)


■Darling (2019年)

オリジナルは2016年にマイアミで開催されたWorld Perfumery Congress(世界香水会議)のコンペに出品した香り。その中でサンダルウッドの香水のベスト10に選ばれたそう。称賛されたことで、これを自身のブランドとして発売することにしたわけですね。

トップ:ベルガモット、ジンジャー、サフラン、ピンクペッパー、チェリーコニャック、ドライプラム、ドライフィグ
ミドル:サンダルウッド、オーキッド、アミリスウッド、ガイヤックウッド、パチョリ、トンカビーン、マジパン、バニラ、ラム、コーヒーフラワー、ジャスミン、プラリネ
ベース:ラブダナム、スエード、アンバーグリス、サンダルウッド、ウード、ベンゾイン、パウダリームスク

ウッディグルマンのカテゴリで、サンダルウッドが軸となると、ひょっとしてGendersと大差ないのではないかと想像していたのですが、香りは全く違うものでトップではアクア、オゾン系の香りがジンジャーと共に全体を明るく引き締めてスタートしました。このアクアティックな部分がグルマンノートにどのように引き継がれていくのかがポイントとなるのですが、ゆっくりと余韻を引きずってスイートウッディムスクへと変化していきます。1つ1つの香料は大きく目立たず、グルマンというほど「美味しい」要素もなく、レザーっぽい力強さもなく、スパイスのようにアクアノートを使用したクリーミーなサンダルウッドムスクだというのが全体的な印象で、ラストノートにはアンバーグリスノートが強めに残ります。(26/02/2020)

 

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