化学者だったGiustino Dalla Faveraが1924年、ヴェネツィア近郊のトレヴィーゾに創設した研究所が最初。その後、孫のFabioと奥さんのPatriziaの手によって再建され、2014年に今のロゴが生まれました。そこから2年の歳月を経て完成した香りたちが2017年にリリースとなり、再デビューとなったのです。

こちらの香水を手がけたのは同じトレヴィーゾのコスメOEM会社に勤務している友人のRoberto Dario。展示会ではいつも顔を合わせていたのですが、このブランドの再建を機に、彼は出展者側で香りの説明をすることに。彼が手がけた3つのライン、合計17種はどれも日本人好みなさっぱりテイストで、価格も抑えてありますのでイタリアに旅行される際は是非、お試しを。特にヴェネツィアに旅行される際は近郊のトレヴィーゾにもお立ち寄りを。陸のヴェネツィアと呼ばれる美しい水路の街なんですよ。

Asolo Perfumesは50mlのEdPが110ユーロ、Acque Odoroseは100mlのEdTで75ユーロ、Spezieria Officinaleは50mlのEdPで80ユーロで発売に。(13/07/2017)