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Un Air d'Arabie Collection

■Un Air d'Arabie Rose of Taif (2010年)

バラの起源はアラビアだということでタイフローズです。

トップ:カモミール、ローズ、サフラン、フリージア
ミドル:レザー、パチョリ、スティラックス、サンダルウッド、アンバー
ベース:カストリウム、バニラ、シベット、ムスク

美しく綺麗なローズではなく、あくまでもアラビアをテーマにまとめられたローズで、付けた瞬間からサフランローズが香ります。スティラックスの少しハニーな甘さがローズと重なって柔らかさを増し、やがてムスクと共に消えていきます。カストリウムやシベット等のアニマルノートはもちろん分かるほど強くはなく、バニラも甘さを強く感じるほどではありません。飽くまでも香りの軸はサフランローズで、その周りにウッディノートやレジンノートがあることでユニセックスな香りとなっています。(27/04/2012)


■Un Air d'Arabie Musk (2010年)

ウッディノートとフローラルノートでまとめたシンプルなムスク。

トップ:カモミール、ローズ、シダーウッド、パチョリ
ミドル:ラブダナム、サンダルウッド、フランキンセンス、ガイヤックウッド
ベース:ムスク、バニラ

肌に乗せた瞬間はカモミールとラブダナムが香り、少し異質なウッディムスクに感じますが、3分ほどで香りはムスクへと落ち着きます。もう、シンプルにシンプルにムスクの良さを感じられる肌に近い香りで、バニラも多すぎず、ウッディノートも強すぎずにとてもシックな香り方をしています。全ての香料がタイトルであるムスクを彩るエッセンスとして控えめな香り方をしているため、気持ち良くムスクを楽しめますよ。香りの説明としてはアンバー系のムスクです。(27/04/2012)


■Un Air d'Arabie Amber (2010年)

深い森の芳香・・・それは東西が融合するオアシスの香り。

トップ:パインニードル、シダーウッド、ゼラニウム
ミドル:ラブダナム、パチョリ、アンバー、フランキンセンス、ベンゾイン
ベース:アンバー、バニラ、ムスク

アンバーノートというと樹脂香たっぷりのダークなイメージがありますが、意表を付いたパインニードルで始まります。アンバーなのに重くない、アンバーなのにハーバルだという組み合わせに心奪われていると、香りは次第にラブダナムの効いた馴染み深いアンバー香へと変化して落ち着いていきます。ムスクとアンバーアコード以外は天然香料で組めそうな香りで、ラストノートは暖かく甘く広がって消えていきます。(26/04/2012)


■Un Air d'Arabie Oud (2010年)

もちろんアラビアということはウード。潔いまでの簡潔な調香です。

トップ:ローズ
ミドル:ローズ
ベース:ウード

とてもとてもシンプルで美しいローズウードです。カストリウムっぽいウードがローズと重なるのですが、モンタルの一連のウード製品よりもウードが強めなのが特徴でしょうか。タイトルもウードですし。ウードとローズのたった2種の組み合わせで香水となってしまうほどこの2つのバランスは絶妙で、黄金のコンビネーションだと思います。L'Artisan ParfumeurのAl Oudhをもっとシンプルにした香りですので、こちらの方がユニセックスで楽しめるのではないでしょうか。(26/04/2012)

 

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