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Sampleレヴュー
Tubereuse
Minuit
LiLi
Padme Lotus
the Afternoon
Bourbon Vanilla
Creamy Chocolate
Cassie Absolute in Jojoba
Ylang-Ylang
Freesia
French Linden Blossom (Lime Blossom)
Passion Flower
Bloom Absolute in Jojoba
White Lilac
Floraison Mauve
Pink Gardenia
Pink Hyacinth
Red Honeysuckle
White Honeysuckle
Gardenia Absolute in Jojoba
Gardenia
Nouveau Gardenia
French Lily
Kenya Lily
Stargazer Lily
Magnolia Flower
White Magnolia
DSH SPECIAL FORMULA X (Formula X)
Soft Serve (no.4)


■Tubereuse

インドでは夜の女王とも称えられるクリーミーなホワイトフローラルのチュベローズをテーマとした香り。

トップ:シトロンアコード、ミモザ
ミドル:チュベローズ、チュベローズアブソリュート
ベース:フレンチビーワックス、ヒマラヤンシダーウッド、サンダルウッド

香りはどっしりとしたチュベローズです。アニックグタールの限定品ほど強くはありませんが、きちんと精油を使用しているのわかるくらいチュベローズアブソリュートが香っているのですが、精油だけではないのも良く分かります。サリチルメチル酸もウィンターグリーンを加えたのか入っていますし、かなり甘さも加わっているので、チュベローズアコードの方が強いのだと思いますが、ビーワックスの主張が少なくてワイルドだけれどもキレイなチュベローズとなっています。僕は精油感の強いトップノートが好きなのですが、全くアブソリュート感がなくなったミドル辺りの香りの方が一般的には好まれそうな香りだと思います。(12/03/2009)


■Minuit

静かで幻想的な真夜中の香り。夜空に浮かぶ真冬の月。

トップ:カシスバッド、ヘーゼルナッツ、シルバーファー
ミドル:カーネーション、センティフォリアローズアブソリュート、ジャスミン、チュベローズアブソリュート
ベース:ブラウンオークモス、フランキンセンス、ウード

国内(セレクトショップやバーニーズ)にて2008年秋より販売開始となった香り。国内で発売されている香りのラインナップの中では1番質も香りも良いと思った香り。他の香りも全然悪くはないのですが、別にこのメーカーでなくとも・・・という気がしてしまうものが多かったように思います。この香りだけ際立っていて、肌に乗せた瞬間からファーのバルサム香がオークモスと共に香ります。甘くて少し苦味を持ったウッディがオークモスと共に香りだすのですが、系統的にはもっとハーブを入れるとDivineのL'homme de Sageに近くなったりします。こちらはミドルにフローラルがあるのですが、精油のためにキレイなフローラルではありません。そもそもバルサムノートとウッディの方が強くて花の香りはあまり強くは感じ取れないくらいです。真夜中というタイトルがぴったりなくらいにどっしりと深く、ダークな香りになっています。これは良いや!!と思ったら価格も素晴らしくて30mlのEDPが2万円以上するようです。オフィシャルサイトでは145ドルですからセール時(20パーセントオフになります)に個人輸入で買いたくなる香りです。(07/01/2009)


■LiLi

若い世代に向けて作られた「おしゃれなパリジェンヌ」をイメージした香り。

トップ:レモン、ライムピール、ミモザ
ミドル:フレンチリンデンブロッサム、スズラン
ベース:サンダルウッド

2007年の限定品。シトラスはあまり強くなくてすっきりととても使いやすいグリーンフローラルです。EDPだと思うんですけど、香りはコロン並みです。持続もあれれ、というほど短くて10秒でラストノートになってしまう感じ。薄っすらとスズランが残るので、パシャパシャ付けた方が楽しめそうですね。湯上りコロンやコットンシャツに合いそうな清潔なサマーフレグランスと言う印象です。(2007年の限定品が何故か日本発売となっていますね・・・)


■Padme Lotus

予防医学のアーユルヴェーダや悟りの象徴でもある蓮の花をタイトルした香りで、パドメもロータスも蓮の花の意味。

トップ:ブラッドオレンジ、モロッコネロリ、オスマンサス、タジェット
ミドル:センティフォリアローズアブソリュート、ピンクロータス、ホワイトロータスアブソリュート
ベース:ブラジリアンベチバー、サンダルウッド、ヴァイオレットリーフアブソリュート

ロータスをメインとしながらも香りは精油満載で、青さの強いウッディ系になっています。付けた瞬間はベチバーがドカッと香り、とてもロータスだとは思えない香りでした。ミドルでもいわゆるアクアノートは出てこなくて、ロータスの精油というのはやはりアクアノート系ではないんですね。ベチバーにローズを加えたというのが一番分かりやすい印象なのですが、決して重くはありません。甘さがないんですよ。これはとても精油っぽい香り。


■the Afternoon

暖かな日差しにまどろむ午後。晴れ渡る空を見上げて、思わず笑みがこぼれる。

トップ:カシスバッド、ミモザ、スイートピー、ヴァイオレット
ミドル:ヘリオトロープ、スズラン、サマーライラック
ベース:アイリス、サンダルウッド

とても軽やかなヴァイオレットというのが第一印象です。パウダリーさも品良く出ていて、重さはないですし、クラシカルでもありません。瑞々しいフローラルだったり、グリーンノートもキレイに出ていて、スイートピーっぽさも感じます。全体的に優等生的ではありますが、日本人向きなフローラルだと思います。ウッディ要素もサンダルウッドだけですしスパイスがないですもんね。


■Bourbon Vanilla

マダガスカルバニラを使用したココアのような雰囲気を持つバニラの香り。

トップ:フレンチバニラ
ミドル:トンカビーン
ベース:バニラアブソリュート

バニラ ? と疑ってしまったのですが、どうしてもトップの印象はバターです。バタークッキーのような甘さのある香りで、とても美味しそうな香りですよ。ココアっぽいと書いてあるのはナンのことなんだか全くわからないくらいにココアは感じません。


■Creamy Chocolate

バニラにフレーバーを加えたグルマンな香り。

トップ:フレンチバニラ
ミドル:タヒチアンバニラ
ベース:ダークチョコレート

じっくり香っているとローストされたようなカカオが香ります。甘く美味しい香りなのですが、上のものと同様に少し離して香るとどうしてもバータートーストな雰囲気に思えてしまいます。溶けたバターのような香りがしているんだよなぁ、不思議ですが。基本、グルマン系ですのでとても美味しい香りですが、チョコレートを楽しむのであれば違った香りの方が良いのかも。


■Cassie Absolute in Jojoba

アカシアのアブソリュートのホホバ希釈。グリーン系のミモザノート。

トップ:アカシアアブソリュート
ミドル:アカシアアブソリュート
ベース:アカシアアブソリュート

ミモザの中でもCassieと呼ばれる精油の希釈です。香りはブルーム(エニシダ)に似ていてどっしりとウッディな香りがする干草系。じっくりと香っているとその中からミモザっぽい香りにダークグリーンな香りが重なっています。これが、精油の香りなのですね。パウダリーさも良く出ていますよ。


■Ylang-Ylang

ねっとりと絡みつくようなフローラルの香り。

トップ:イランイラン
ミドル:イランイラン
ベース:イランイラン

会社にある生花からはこんなにキレイなフローラルは香りません。また、精油もいくつか持っていますが、それだけではこの香りにならないです。やはりいくつか混ぜてDSHの調合香料にしているですね。しっかりとイランイランの精油のクセは入っています。ガソリン的なオイルの香りが強いのですが、それが消えたら結構それだけで素敵な香りになりそうです。時間が経過したらとても素敵なイランイランの香りになってきました。


■Freesia

スパイシーグリーンな春の香り。

トップ:フリージア
ミドル:フリージア
ベース:フリージア

商業的には採取されていないフリージアの香り。これは黄色と白の中間のようなフリージアの香りですね。シトラスっぽい香りもありつつスパイシーさもあって、基本はグリーンフローラルになっているんです。主張の強い香りではないので、これだけだと少し物足りない気もしますが、日本人向きかも。


■French Linden Blossom (Lime Blossom)

ライムブロッサムとは、そうリンデンブロッサムのことです。ライムの花じゃありません。

トップ:フレンチリンデンブロッサム
ミドル:フレンチリンデンブロッサム
ベース:フレンチリンデンブロッサム

キュウリのような瓜系の香りに、ハニーメロンのニュアンス とあったのですが、まさにその通りで、キュウリですよ、キュウリ。少し甘いキュウリ。ケミカルな瓜系ノートではなくてとても自然なキュウリの香りでびっくりです。これが精油であるのなら欲しいくらいなのですが残念ながらブレンドです。リンデンブロッサムそのものとなると少し違っているんですけど、ミドル以降のニュアンスは近いと思います。


■Passion Flower

甘くフルーティーなフローラルノート。

トップ:パッションフラワー
ミドル:パッションフラワー
ベース:パッションフラワー

こんなにフルーティーな香りの芳香種はあり得ないと思うくらいにフルーティーです。蜂蜜梅酒という印象の香りで、フルーツケーキの中に入ってそうな香りです。シロップ的なんですよ、香りが。強烈な印象ですが、甘い甘い梅酒。ってことは、砂糖漬けのプラムもこんな感じなのかなぁ。付けたら隣のデスクまで香りが広がり「梅酒だよ、梅酒」と声があがりました・・・。


■Bloom Absolute in Jojoba

箒草とも呼ばれるエニシダ。垂れ下がるタイプではなくて本当に箒のように枝を伸ばします。

トップ:エニシダ
ミドル:エニシダ
ベース:エニシダ

僕が注文してから製品がサイトから消えています。品切れなのかな。そもそもオイル自体が精油と混ざりきっていない様子で、細いチューブの中で分離してしまっています。香りはとても強い藁のような香りで、干草というにはもっと香ばしい感じです。ドライハーブのエキナセアのような香りで、まるで漢方です。お茶だったら香ばしくて飲みやすいのかもしれませんが、香水としてはグリーンではない枯れた干草っぽい感じかも。あ、畳の青さを抜いた感じにとても似ています。懐かしさを覚えますから。


■ White Lilac

フルーティーなライトフレグランスのようです。

トップ:ホワイトライラック
ミドル:ホワイトライラック
ベース:ホワイトライラック

フルーティーなことはフルーティーですが、すっきりとしていてスズランにハニーサックルを足した感じです。ライラック独特り青さはあまり出ていなくて、すっきりと使いやすい香りになっています。ミドル以降はスズランっぽさが強くなってきますね。


■Floraison Mauve

こちらもライラックをテーマとした香りです。タイトルの意味はパープルブロッサムです。

トップ:アップルブロッサム、ベルガモット
ミドル:パープルライラック、サマーライラック
ベース:ハニー、パープルライラック

ホワイトライラックと比べてもっとライラックっぽくないのですが、精油っぽさを感じます。精油の中の青さがどこからか出ているようですね。ハニーノートもそれほど強すぎずにライラックの精油だと言われたらこちらの方がホワイトライラックよりも納得の出来る感じがします。ただ、生花とは違うのですが、生花の持っている青さはとても強く感じ取れます。


■Pink Gardenia

ナルシスっぽいガーデニアなようです。シングルノートではなくて調香された製品。

トップ:ベルガモット
ミドル:ガーデニア、チュベローズアブソリュート
ベース:アンバーグリス、ムスク

2007年の限定品として発売されていガーデニアなのですが、良くあるガーデニア系です。香りは濃厚ではなくて薄っすらとしているのですが、それは試しているのがオイルではなくてEDPだからかな。ムスクがとても強く出ていて、生花を期待すると違ってしまいます。でも、良くある甘いガーデニア系です。


■Pink Hyacinth

強いグリーンフローラルが香るヒヤシンス。ブルーヒヤシンスとどう違うのかがポイントです。

トップ:ヒヤシンス
ミドル:ヒヤシンス
ベース:ヒヤシンス

ヒヤシンスかと言われるとうーーーん、と考えてしまう香りです。ヒヤシンス系の石鹸というか、ヒヤシンス系のフローラルという感じで少し柔らかくまとめられた香りです。確かにこういう花の香りはあってもおかしくないとは思うんです。とても優しいフローラルで、ローズが結構入っているんじゃないかなぁ。ミドル以降はローズとか感じなくなってしまいました。


■Red Honeysuckle

甘いレッドハニーサックル。ホワイトハニーサックルの方にワイルドハニーサックルという製品もあるんです・・・。

トップ:ハニーサックル
ミドル:ハニーサックル
ベース:ハニーサックル

うーん、生花そのままではないですね。ハニーサックルっぽさは確かにあるのですが、済んだキレイな香りではないです。少しくすんだ感じのハニーサックル。そうか、希釈しているオイルの香りが強く出てしまっているんだと思います。ちょっとガソリン系の香りのするハニーサックル。レッドハニーサックルってトランペットハニーサックルという別名もあるようです。(画像2枚目)


■White Honeysuckle

クリアなハニーサックルということで、レッドハニーサックルとは対照的。

トップ:ハニーサックル
ミドル:ハニーサックル
ベース:ハニーサックル

説明どおりにクリアな香りなのですが、これはシトラスですよ。少しグレープフルーツっぽいクセのあるシトラスにフローラルが重なっていて、生花っぽさとは離れています。とても使いやすいシトラスフローラルで、ハニーサックルだといわれると微妙ですが、初夏に合うシトラスフローラルとして楽しめそうです。


■Gardenia Absolute in Jojoba

アンバリーなガーデニア。

トップ:ガーデニア
ミドル:ガーデニア
ベース:ガーデニア

アンバリーというか、モスっぽいです。モスにオイルの香りが強く出てしまっていてフローラルがほとんど感じられません。ガーデニアの精油はほとんどないようですが、ごく少量は存在するようです。別ブランドのガーデニアアブソリュートも生花っぽくなくてこういうモスっぽい雰囲気でした。にしても、これはガーデニアと名乗るのは反則なくらいに別物です。


■Gardenia

ガーデニアだけで作られているとは言え、アブソリュートと明記しているものとどう違うのか。

トップ:ガーデニア
ミドル:ガーデニア
ベース:ガーデニア

頑張って再現しました、という感じがするのですが、バニラとココナッツにミルクを混ぜたような香りがします。トップからミドルはミルクっぽさが強いので生花とは全く違う形になってしまっています。生花度0パーセントと思ってたのですが、ふとした瞬間に生花っぽく香るんです。顔を近づけると全く違うのに、少し離れると生花っぽさを感じます。ミルクっぽさが少し落ち着いてからは結構生花に近いかも。意外な発見です。


■Nouveau Gardenia

2007年の新作として登場したトゥルーガーデニアと記載された香り。

トップ:ベルガモット、ミモザ
ミドル:ガーデニア
ベース:ムスク、サンダルウッド

これはEDPで試しているのですが、トゥルーガーデニアという割りにはガーデニアっぽさがほとんど感じられません。最初はシトラスがどっしりと香りさっぱりとした香りでスタートします。ミドルですぐにサンダルウッドが出てきて、イメージとしてはテンダーフローラルかなぁ。ガーデニアではないのですが、これはこれで優しげなフローラルになっているとは思います。やはりガーデニアの再現って難しいんですね・・・。100パーセントかけ離れているわけではないのですが、生花度は30パーセントくらいかなぁ。


■French Lily


少しアニマリックな香りがベースにある、グリーン系のスズラン、ホワイトリリーアコード。

トップ:フレンチリリー
ミドル:フレンチリリー
ベース: フレンチリリー

もともと品種的にフレンチリリーというものはありません。勝手にイメージをして名づけたんだろうなぁ。香りは本当にグリーンフローラルそのもので、青みの強いスズランなのですが、ツンとした青さではなくて少し甘さもあって結構素敵です。百合系というよりもスズランの変形という方がわかりやすいのかも。ルタンスのアンリスを柔らかくした感じです。アニマリックな感じは全くしないですけど。 Caronのミュゲドボワの代替になりそうな香りです。コピー商品を作っているブランドならでは、というところでしょうか。でも、僕はこの香りが結構好きかも。(百合ではなくてスズランとして)


■Kenya Lily

このケニヤリリーもYosh Hannの調香にもありますが、実在しない種類だと思います。力強く輝くフローラルなリリーの香りとのとこ。

トップ:ケニヤリリー
ミドル:ケニヤリリー
ベース: ケニヤリリー

フレンチリリーとは全く違う青さを持った香り。確かにこちらもグリーンフローラルですが、こちらの方がハーブ系の青さというか、茎をカットした時手についてしまう青い香りに似ています。自然と言えばとても自然な青さなのですが、時間と共に少しケミカルさが出てきます。うーん、香り自体が素敵かというと微妙だなぁ。


■Stargazer Lily

スイートスパイシーなリリーノート。スタッガーリリーとはオリエンタルリリーのこと。

トップ:スタッガーリリー
ミドル:スタッガーリリー
ベース:スタッガーリリー

これこれ、オリエンタルリリーと言えばクローヴの香りですよ。カサブランカもこういう系統の香りですよね。カサブランカ系としては良い香りだと思います。生花独特のもわんとした肉感的な部分は排除されているので、ある意味使いやすくなっていると思います。ペンハリガンのリリー&スパイスよりもクリアなのですが、このクローヴの部分というかカサブランカらしい部分が長続きしません。しかも、数分でクリアなフローラルになってしまいます。


■Magnolia Flower

コブシのようなマグノリアの花をイメージした香りのようです。

トップ:マグノリア
ミドル:マグノリア
ベース:マグノリア

えぇー、と一瞬疑うくらいにマグノリアっぽさがないです。スパイシーフローラルで少しインセンスっぽさもあるんですよ。スパイシーさはトップだけでしばらくすると落ち着きますが、それでも僕の知っているマグノリア科の花に共通している香りは嗅ぎ取れません。ラストノートになってようやくふんわりとしたフローラルになってきたなぁ・・・という感じですね。


■White Magnolia

こちらはホワイトマグノリアをイメージしたフェミニンな香り。シングルノートですが、再構築された分、生花に近いのか。

トップ:ベルガモット、オスマンサス、ホワイトピーチ
ミドル:マグノリア
ベース:ブラジリアンベチバー、ハニー、アイリス

最初付けた瞬間はフルーティーが立ち、全然生花っぽくないよ、と思ったのですが、じっくり香り続けていたら花の中に潜む要素を感じてきました。100パーセントそっくりではありませんが、生花っぽさは半分くらい感じますよ。ただ、生花っぽい香りと重なっているのがケミカルな香りなのでちょっともったいないなぁ・・・という感じもしてしまいます。アイリスのパウダリーさもベチバーのウッディっぽさもほとんど出てきません。逆にピーチは出ています。


■DSH SPECIAL FORMULA X (Formula X)

クライアントの肌質をテストする際に生まれた香りで、香り自体はシークレットとなっています。一体何が入っているんだか。
「これは肌の香り !」と記載がある通りにスキンムスクな感じがします。ほぼホワイトムスクなんじゃないでしょうか・・・。少しだけレモンがトップにありましたけど、ホワイトムスク以外に何があるのかわからないくらいです。香りもとても仄かで、ふんわりと漂うこの香りは日本人には合うんだろうなぁ。下地という感覚で、他の香りと重ね付けするのもありなんじゃないかと思います。


■Soft Serve (no.4)

食べたくなるようなアイスクリームの香り。

トップ:フレンチバニラ、バニラ
ミドル:スイートクリーム、トンカビーン
ベース:バニラアブソリュート、ホワイトチョコレート

もう強烈にグルマン系です。笑ってしまうくらいに美味しい香りで、やはりメインはバニラなのですが、チョコレートもしっかり存在します。ホワイトチョコレートなだけにカカオの苦味がないんですよ。だからクリーミーなのか。CSPのマタンカランの練乳っぽい香りにホワイトチョコレートを足した感じが近いのかも。香りの変化はありませんが、シンプルに楽しめるグルマン系だと思います。


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