アーデンより2002年に発売された比較的新しい香り。様々なフローラルからアンバー、ムスク、ウッドノートへ。そのフローラルがわりとグリーン系のものであったり(ジンジャーリリーとか)、グリーンノートそのものがあったりして、すっきりとしたフローラルになっています。アンバーの甘さもなく、持続を高めるためにベースがあるという印象で、主張は少ないです。調香の中のルブラムリリーとは赤いスカシユリのことのようです。

季節的には春〜秋まで長く使えてこどもっぽくもなく、可愛らしすぎず、フェミニンすぎず、という使い勝手の良さそうな香りです。そのあたりをうまく出してくるところがアーデンなのですね。

(05/10/2007)