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Sentiment Pour Homme / センティメント・プール・オム


<香 調> ルミナスウッディ
<仕 様> メンズ
<容 量> 50ml
<濃 度> EDT

トップ
ジャックフルーツ、ライム、ジュニパー
ミドル
レッドチリ、ピンクペッパー、メース、ナツメグ
ラスト
サンダルウッド、ベチバー、シダーウッド



2002年発売で調香はLaurent BruyereとDominique Ropion。メンズものでこのようにフルーティーなのは珍しい。ジャックフルーツなのでしょうけど、味で言うとクセの強いパイナップルのようなフルーツだそうです。そこにウッディがスパイスと共に重なる感じで、セクシー系フレグランスと言われそうです。フルーティーフレグランスはもう飽き飽きしてることと思いますが、メンズでは珍しいのです。香りの持続もよく、良いバランスのメンズだと思います。

(30/10/2006)

15年のうちにジャックフルーツを食べる機会が何度かあったのですが、確かにパイナップルに似た風味で、食感はもっとゴムのような柔らかく歯ごたえのあるフルーツでした。どこで食べたのが印象的だったのだろう・・・と思い返すと、マダガスカルですね。

1999年にFerragamoがメンズの香りを、2002年にMarc Jacobsがメンズの香りを、2003年にHermesが地中海の庭を発売し、全てにフィグを使用した香りとして注目を浴びました。90年代後半からユニセックスなブームが高まり、メンズの香りがフゼアの一辺倒だったものから脱しだした後にあったのが、フルーティーなトップを持つメンズの香りだったのでした。2001年にはD&Gからグリーンアップルが印象的なLight Blueが発売され大ヒットしたこともフルーツブームを感じさせます。それに加え、この時代はペアフレグランスがまだ隆盛を極めていた頃で、センティメントもペアフレグランスとして発売されたものでした。香りはフルーティーなアロマティックウッディで、この頃に多用されていたフレッシュノート、フルーティーノートに合成香料のフルーティーなウッディノートを足したような香りで、トップではフルーツとツンとたライムが印象的に弾け、そこからアロマティックなフルーティーウッディへと変化していきます。フゼアではないことと、レディースのエスカーダがトロピカルラインを発売して大ヒットしていた頃だったため、メンズのこの香りもそこそこヒットしていたはずで、今でも愛用されている方がいるのではないでしょうか。軽めなフルーティーウッディノートの残り香は、とても初心者に優しい使い心地だと思います。

(12/07/2021)

 

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