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Elixir Absolu / エリクシール・アヴソリュー


<香 調> スパイシーオリエンタル
<仕 様> ユニセックス
<容 量> 100ml
<濃 度> EDT

トップ
コリアンダー、ミント、パチョリ、ローズ、レモン、オレンジ、アンバー、クローヴ、サンダルウッド
ミドル
ラスト



発売された年だとか詳細がわからないのですが、すでに廃番になってしまっている香りです。とてもフラゴナールの製品だとは思えないスパイシーオリエンタルさで、タイトルは薬を意味しています。確かにスパイスがパチョリと共に渋いオリエンタルさを出しており、漢方系の雰囲気も感じます。1番強いのはコリアンダー、パチョリ、シトラスノートで、次にミントとクローブがわかります。重すぎる香りにならないようにミントのすっきりとした部分とシトラスで持ち上げているのですが、根底にあるのはスパイスなのです。甘さはそれほど強くないのですが、コリアンダーがとにかく良く香るので、珍しい香りだと思います。ミドル以降、香りが落ち着いてくるとすっきりとした雰囲気にも感じてくるのですが、コリアンダーがこれほどシトラスと愛称が良かったのかとちょっとびっくりです。トップノートがクローヴとかパチョリが強くて1番クセが強かったのかもしれません。

慣れるとクセになるということでエリクシール(霊薬)と名づけられているのかもしれませんね。廃番なのがとても残念なのですが、僕はフラゴナールの中ではこれが1番好きかもしれません。こういう系統もあったのか、とちょっと目から鱗でした。

(18/06/2008)

 

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