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Frapin / フラパン




Cellar Ambiance
セラー・アンピエンス
Sampleレビュー
Speakeasy
スピークイージー

1270年からGrande Champagne地区のFontpinot城でぶどう栽培をし、「Cognac」を創り続けてきた老舗の酒造ブランドで、1697年に、一家ははルイ14世から、その紋章を受け取ったという名門です。会社として設立されたのは1885年のことで、その時の創設者がPierre Frapinなのです。それ以前はFrapin一族なわけですが。Pierre Frapinはレミーマルタン社に原酒として樽売りをしてしまい、一時期フラパン社の名前は酒そのものから消えてしまいます。娘はレミーマルタン社の社長夫人になったそうですよ。すごいですよね、レミーマルタンを牛耳っていたわけですから。しかし、自身の名前を冠したブランドとして1970年以降に樽売りをやめてフラピン社のコニャックとして発売されることとなります。そこでブランドが復活するわけですね。

その酒造ブランドですが、Pierre Frapinの孫であるBeatrice Cointreauが幼少の頃の思い出を曽祖父への敬意とともに形としたのが香水「1270」です。よく遊んだぶどう畑、樽に詰められたワインの香り、貯蔵庫の湿っぽい香り等、香りにまつわる思い出がとにかくいろいろとあったようです。このBeatrice Cointreauという人がやり手の方のようで、Beatrice Cointreauグループとしてフラピンを経営する傍ら、香水、ホームフレグランス、キャンドルなども作り出しています。アメリカではAedesが、フランスではパリプランタンが取り扱いをしているニッキア製品です。

このブランドのクリエーターはRami Mekdachiで、この人のサイトでも紹介されています。(24/08/2007)

2012年からオーナーはDavid Frossard。彼はもともとL'Artisan ParfumeurPenharigon'sの輸出管理を去れていた方で、Different Latitudesという自身の会社を設立して流通業に乗り出しました。そこでショップ、Liquides (The Perrfum bar) をパリにオープンさせ、そこで自社が取り扱いをしている商品の販売をしています。もちろんFrapinもありますし、Philippe Di Meoと立ち上げたLes Liquides Imaginairesも販売をしています。(15/12/2016)

 

レヴュー済みのものはタイトルにリンクあり
Bonne Chauffe (2023年)
1270 Extreme (2022年)
Checkmate (2021年)
Bois Blanc (2021年)
If by R.K. (2019年)
Isle of Man (2017年)
Laskarina (2017年)
The Orchid Man (2015年)
Nevermore (2014年)
Paradis Perdu (2013年)
Speakeasy (2012年)
1697 - Eau de Parfum (2011年) *限定
1697 - Absolu de Parfum (2011年) *限定
L'Humaniste (2009年)
Folle Blanche (2008年) *廃番
Caravelle Epicee (2007年)
Esprit de Fleurs (2007年) *廃番
Passion Boisee (2007年)
Terre de Sarment (2007年)
1270 (2002年)

Official >>> フランス語、英語 (コニャックとしてのサイトはこちら)

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