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Variazione di Ragu / ヴァリアツィオーネ・ディ・ラグー


<香 調> スパイシーオリエンタル
<仕 様> ユニセックス
<容 量> 100ml
<濃 度> EDP

トップ
オレンジ、ベルガモット、ピンクペッパー
ミドル
ブラックペッパー、ナツメグ、クローヴ、エレミ、カルダモン、サフラン
ラスト
レザー、シダーウッド、カシミアウッド、パチョリ、シプリオール、ムスク、クミン、バニラ



2015年、Raguの変化版として作られたいわばフランカー。でも、他ブランドのように季節限定で発売されるフランカーなのではなく、彼女自身が好きな形にカスタマイズしたものをリリースしたもの。祖母が手作りしていたラグーソースは、彼女の住む南イタリアのソレント半島(長靴の踵の部分)にあるラッターリ山を中心に栽培されているコルバーラ種のトマトを使用しており、潮風を受けて育ったそのトマトの味は他とは全く違うオリジナルのラグーソースになっていたのだとか。マンマが大好きで地元愛の強いイタリアらしいストーリーと言えます。

 

 

調香で見るとクミンとバニラが追加された形なのですが、潔い良い変化というか、その通りに香りが違っていて清々しいほど。トップからシトラスを押しのけてスパイスが香るのは同じなのですが、その中ですでにクミンが存在感を放っているのです。バニラも効いており、オリジナルのRaguより遥かに深み、厚みのあるしっかりとした香りとなっています。以前のものが比較的ドライで甘さが少なかったのに対し、こちらはスパイシーオリエンタルとでも言うくらいの香りになっており、クミンがかなり持続するのが特徴です。スパイスが多い上にクミンが効いているのに不思議とカレーの雰囲気にはならず、より良い形でスパイスたちをまとめてくれているのです。ラグーソースのように美味しい香りではありませんが、フランカーがオリジナルを超えたと感じたのは珍しいことでした。クミンは好き嫌いがありますが、お試しいただきたいのはこちらの方。

(16/12/2015)

 

彼女のラインの中で、ひときわ輝いて見えるのがこの香りでした。 全く媚びのない、好きなものを好きなように作りましたという潔さ、パッと香った瞬間だけでステキだと思える誰もがわかるスパイシーさ、そこから展開していくストーリーのようなオリエンタルウッディ。全てが香水を楽しい形へと導いているのです。売れ筋では決してないけれど、この香りを廃番にすることなく守っていくことが、このブランドの価値でしょうね。大切にしたい一本となりました。

(01/12/2017)

 

 

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