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Bergamotto Marino / ベルガモットマリノ


<香 調> シトラスアロマティックウッディ
<仕 様> ユニセックス
<容 量> 50ml
<濃 度> EDC

トップ
メロン、ベルガモット、ブラックカラント
ミドル
スズラン、ジャスミン、オレンジブロッサム
ラスト
アンバーグリス、マホガニー、オークモス、ホワイトムスク



2005年イタリア先行発売。国内は2006年春でした。調香はPierre Bourdonが担当。公式サイトではユニセックスと記載がありますが(2005年現在)ユニセックスというよりはメンズ寄り。

トップのシトラスが一瞬スパークするように香りを放ち、そこからマリンへとつながっていくわけですが、フローラルはジャスミン以外は全くわかりません。スズラン調の合成香料は多量に入っていると思いますが。ラストはしっかりウッディにムスクに・・・となるはずなのですが、トップのグリーンノートが強く持続します。 本当にアロマティック。ゲランのアクアアレゴリアのハーバフレスカを好きに方ならこれはいけるんじゃないでしょうか? ハーバフレスカの方がすっきりしてますけどね。

 



画像は海外で良く見かけるテスターです。ボトルが巨大サイズになっていて、スプレー部分が出ているもの。だから、盗まれたりはしないのです。こういったプロモーション展開をしている商品がイタリアは多いのですが、国内もこれくらいやって欲しいですよね。

(30/10/2006)


今思うと、とてもFrederic Malleのようなボトルですよね。ブラックキャップにブラックラベルでセンターに赤い文字。香りはマリンが強すぎないアロマティックさで、オーデコロンの特徴をそのまま少しマリン風、地中海風にしたようなイメージで、イタリアらしいオーデコロンです。グリーンノートの中身はハーブ類、特にローズマリー系のハーブを主体に合成香料のグリーンノートで肉付けしたという形で、フローラルノートはフローラルというよりもフレッシュノートな印象を受けます。時間と共にモスが薄く香り始めるところがとてもシックで、マリンシプレとも言えるくらいのラストを迎えます。

マリン過ぎないマリンでベルガモットを持続させるために精油だけでなく、何かしらベルガモットに加えてアコードにしてあるように感じられるのですが、それはそれでとても手の込んだ調香になるわけで、そこがPierre Bourdonなのです。

(28/01/2021)

 

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