1998年発売。シトラスグリーンからフローラルウッディへ移行する香りの変化が分かりやすい香り。フェレの20周年を記念して発表されたユニセックスフレグランスです。ユニセックスといいながらこれはレディース寄りですね。つけた瞬間はシトラスとローズなどにバニラとウッディノートが香り、そこからトップのシトラスやフローラルが落ち着いていき、ライトパウダリーなウッディに変わっていく感じです。結構いろいろな香りが混在してるのがわかりますが、少しずついろいろ香り、カジュアルというよりはフォーマルな香りだと思います。

(30/10/2006)

国内で発売された際にどうしてユニセックスになったのかわからないほどレディースの香りです。バニラとサンダルウッドのクリーミーで甘いウッディノートからローズが広がり、とてもフェミニンに香ります。ベリー系の可愛らしさはほとんどなく、フローラル感もウッディムスクのベースの中に溶け込み、時折ブラックベリーの欠片が感じられる程度に抑えられています。クリーミーな甘さとバニラが、ともするとグルマン調に思えるほどですが、EdT濃度のためにサラリと肌に馴染んで消えていくのです。少し甘さの強めなボディミルクにローズを少し重ねました、という感じでしょうか。とても肌馴染みの良い香りで、久しぶりに肌に乗せてみて以前より好感触でした。広告を見ると素肌感を大切にした香りだったのかもみしれません。(29/01/2021)