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GFF Rosso / GFF ロッソ


<香 調> アロマティックフローラルウッディ
<仕 様> ユニセックス
<容 量> 100ml
<濃 度> EDT

トップ
レモン、ベルガモット、ラベンダー、セージ
ミドル
ローズ、ジャスミン、イランイラン、フリージア、ヴァイオレット、カルダモン、シナモン
ラスト
パチョリ、サンダルウッド 、バニラ、トンカビーン、シダーウッド、ハニー、ホーソーン



1998年発売。ユニセックスとして発売されたペアフレグランスですが、こちらがレディース寄りです。ライトパウダリーなフローラルといった感じで、トップのシトラス、ミドルはヴァイオレット、とスパイス、そして他のフローラルが香ります。ベースのサンダルウッドとトンカビーンも香りますね。年齢的に決して低くなく、30代からのイメージです。最近の若者向けではないのですが、「恋人たちのフレグランス」としてペアで作られ、GFFですから若者向けのカジュアルラインなんですよね。

(30/10/2006)

 

 

調香はGieffeffeと同じくMichele Saramitoで、おそらくGieffeffeのキャップのないスプレーがむき出しのスタイル(ストッパーが別途ありますが)が不評で、キャップがついたのでしょう。キャップを外すとGieffeffeと同じボトルとなります。

今でこそGuerlainがMon Guerlainで、ChanelがJerseyでラベンダーをフェミニンに仕立てたものがありますが、98年にすでにラベンダーをフェミニンにした香りがあったことに驚かされました。トップで香るのはラベンダーとカルダモンで、アロマティックでスパイシー。でも、それらをバニラとハニー、サンダルウッドのまろやかなコンビネーションがフローラルノートと共に包み込み、フェミニンに広がっていくのです。フローラルノートも1つ1つが明確にはならずに全てが1つに溶け込み、スイートウッディなベースへと引き継がれていきます。強いて言うならばヴァイオレットがウッディノートの中に感じられる程度で、別のブランドから発売されたら、今でも全く褪せることなく支持される香りだと思います。

(03/02/2021)

 

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