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Pontaccio 21 / ポンタッチオ・ヴェントゥーノ


<香 調> ウッディオリエンタル
<仕 様> メンズ
<容 量> 75ml
<濃 度> EDT

トップ
ローズマリー、ライム、ネロリ、カルダモン、マンダリン
ミドル
ローズ、セージ、サイプレス、ナルシス、ジャスミン
ラスト
スエード、ミルラ、アンジェリカ、ムスク、パチョリ



1999年発売のメンズらしいメンズフレグランス。レザー系の香りがするいかにも男性的なもので、なまやさしい男性には似合わないと言わせてしまうくらいの香り。ファーレンハイトよりももっと堅い男性像で、ワイルドだけどフォーマルな格好が浮かびます。ウォモの甘さがなくなった感じですね。

 



ボトルはレザーっぽいのですが、この後に出たものはこのボトルの周りの装飾が全くなくなっています。ボトルデザインを変えたみたいですね。しかも、廃番です。

(30/10/2006)

いろいろとアロマティックな精油がトップから広がりますが、それ以外の合成香料がそれらをメンズっぽくしながら包み込んでいるタイプで、久しぶりに香った瞬間、ショップのイメージが浮かびました。テイラードです。イタリアの仕立て屋で買い物をしたことはないのですが、いろいろなショップで服を購入した際の店舗の中に広がっている空気感。それが思い出されたのです。以前よりも年を取ったからなのか、香りの中に感じていたダンディ感は薄れ、洗練されたスタイルへと変わりました。ただやはりカジュアルというよりもフォーマルで、固めのスーツの方が似合いそう。

カルダモンの欠片やハーブ類がレザーと共にアロマティックに広がり、やがてはレザームスクとなって落ち着きます。こういう香りは大人になってから楽しみたい。年を重ねてからの方が良さがわかった香りです。こうした香りがEdTで軽やかに香るのも今の時代と違うので、あっさりと使えて新鮮でした。

(05/02/2021)

 

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