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Xeryus Rouge / キセリュズ・ルージュ


<香 調> フルーティーオリエンタル
<仕 様> メンズ
<容 量> 50ml
<濃 度> EDT

トップ
グリーンカクタス、タンジェリン、キンカン
ミドル
レッドペッパー、ゼラニウム、シダーリーブス
ラスト
サンダルウッド、シダーウッド、アンバーグリス



1996年発売で、2003年にボトルリニューアルとなりました。とにかく、ジバンシィの中でもセクシーな香りです。ジバンシィ独特の香りがベースにありますね。トップのシトラスにペッパーとゼラニウム、そしておそらく調香には記載のないジバンシィ独特の香りが加わった感じです。フルーティーさのあるメンズフレグランスは当時は少なかったので、結構愛用されていた方も多いと思います。

(30/10/2006)

画像のボトルから更に下記のボトルのレッドバージョンとなり、現在はボックスがレッドでクリームカラーとなっています。

 

 

それでも発売から25年を経て、廃番になっていないというのは、コンビニ商品のように入れ替えの激しいGivenchyの中では異例のもので、ヒット作だということが伺えます。

何を足したらこうなるのか、シトラスとゼラニウムだけでは成りえないGivenchyの特有香が軸にあり、一瞬で記憶が蘇ります。キンカンの香りはビターシトラスで、そこにゼラニウムが重なるというのがキーノートなのですが、そこにもう少し違ったフルーツノートがあるのと、ギラロッシュのドラッカーノワールに通じるメンズライクな部分が、この香りをセクシーなメンズへと感じさせているのです。メンズフレグランスの多くがフゼアだった1995年当時においては画期的にも感じられた、セクシーなフルーティーオリエンタルで、EdTらしい軽やかさで変化してオリエンタルウッディムスクとなって落ち着きます。発売当時はビジネス向きだとは思われなかった個性ですが、今では随分と個性的な香りが増えましたので、これくらいがナンだ、と思えるのではないでしょうか。

(02/07/2021)

 

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