2022年秋、Le GalionのNicolas Chabotがスタートさせた新たなブランド。7つの香りでデビューです。1970年に開発されたヘッドスペーステクノロジーにより、様々な香りが研究され、再現されることが可能となりました。それは、植物自体に瓶をかぶせ、芳香をヘッドスペースに集めることで、その空気を分析していくというもの。

芳香は時間と共に変化します。どの時間が一番美しい香りなのか、それは何故なのか。それが分析を行うことで証明されるわけです。このブランドは、1つのエッセンスに焦点を当て、その香りを軸としつつ、本来であれば存在しない香りをヘッドスペース法で再現した香りとして組み込んでいます。もちろん軸となっている香りは不動のセンターであり、タイトルに偽りのないスタイルとなっていますが、それぞれ精油だけではない変化が添えられており、とても洗練されたスタイルとなりました。重ねても良し、単独でも良し、もちろんAetherのケミカルな香りたちと重ねても良しという新たな製品です。

このパッケージではなくなりました。

ボトルは香料会社が提供している香料瓶を模したデザインで著名なボトルデザイナーの孫である若きJules Dinandが担当。彼はLe Galionの新しいボトルもデザインしています。

30、100mlのEdPが95、195ユーロで2.5mlのサンプルは5ユーロ。7種のディスカバリーセットは45ユーロで、セット購入後にフルボトルを購入すると割引されます。フルボトルの候に優は10月22日からとなっていますので、是非その前にサンプルでお試しを。(29/08/2022)

30mlの95ユーロは79,17ユーロへ、100mlの195ユーロは162,50ユーロへとオフィシャルサイトでは税抜き価格となります。300ユーロ以上は送料は無料となります。ディスカバリーセットは48ユーロ(税抜き40ユーロ)で、100mlを買う際のディスカウントコードが入っています。送料は15ユーロ。フルボトルを買うと1本につき1つサンプル選べます。

とても面白いのは30mlと100mlのキャップもボトルの経も同じだという点です。100mlにラベルはありますが、30mlにはラベルがなく、底のシールのみになります。また、キャップが同じだということもあり、30mlと100mlは同じボックスに収められています。サイズ違いを用意しなくても良いアイデアですよね。(29/08/2023)