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Sampleレヴュー

■Highland lilac (1967年)

公園のフェスティバルがせっかくだからと作り出したのがライラックの香水です。1967年に発売されたその香りは公園で咲き誇るライラックの香りと比較しながらIFFの調香師が作り上げた製品で、毎年数利用限定で製造されてフェスティバルで販売されるそうなのですが、これが現地では大人気で公園の大きな収入源にもなっているようです。毎年、製造した香りがオリジナルのものと同じがどうかテストをしているようです。価格もカジュアルな30mlが49.95ドル(フェスティバルでは39.95ドルで販売されています)。この香水だけではなくてもっといろいろ製品を発売していることと思いますが、1番人気はこの香水。

香りは付けた瞬間からライラックそのものです。瞬間的にアルコールがツンとしますし、パウダリーな香りが散りますが瞬間で落ち着いてライラックの香りになります。うわー、ライラックってこれですよ、これ、という香りで、生花よりも少し甘さがあるかな・・・とも感じますがライラックにも種類があるでしょうからこれはこれで完璧な再現なのだと思います。シングルノートですから香りの変化は大してありませんが、生花そのもののライラックを探している方にはこれが金字塔となること間違いなしです。(実際にはラストノートになるにつれて生花っぽさも薄れます。でも、それはそれで余韻として良いのではないかとも)

オフィシャルサイトで販売をしていますが、販売はアメリカのみの様子なのが残念です。地域香水って安くてもホント、あなどれないものがあったりするんですよ。(06/06/2008)


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