*Log in
 *Log out
 *My account

| Top | Books | Topics | PMF | Q & A | Making | Essential | Perfumers |  PRESS |
  

Hugo Energise / ヒューゴ・エナジャイズ


<香 調> フレッシュスパイシーウッディ
<仕 様> メンズ
<容 量> 125ml
<濃 度> EDT

トップ
マンダリン、キンカン、ピンクペッパー
ミドル
カルダモン、コリアンダー
ラスト
ジャカランダウッド、スウェードアコード



 

2005年発売。2005年はこのエナジャイズとソウルとインモーションのブラックと3つも発売しているんですよね。この香りは国内サイト他ではトップにメロンがあったり、フリージア、アンブレットシード、アマリリス等が加わっているところもありますが、オフィシャルを基本として上記の調香としておきます。香りはフレッシュでスパイスが効いていて、カジュアルな香りです。シトラスがメインのカジュアルさではないので、年齢的には20代かな。30歳を過ぎるとボスソウルのような香りがしっくりと感じて来るような気がします。メンズフレグランスにありがちと言えばありがちな香りではありますが、通年で使えて使い勝手は良いので、1つくらいはあっていいタイプ。ボトルの中心の十字架に見えている部分は、縦の赤が瓶の中央にあります。ボトルの中なんですよ。どうなってるかというと、ボトルの中のスプレー部分を隠すように入っているんです。これはまさしく、ディオールオムと同じです。

(30/10/2006)

 

あぁ、こういう香りはたくさんあさったよね・・・と、一括りに感じられてしまうあの頃の香り。シトラスとスパイス、ウッディノートとスエードという軸ですが、それを支えているのはたっぷりのフレッシュノートです。このフレッシュノートがメンズらしいテイストを感じさせる香料であり、フレッシュフゼアに使用されて大ヒットをたくさん生み出した香りでもあるのです。この合成香料を知らない限り、調香にある精油などでは理解がとうていできない香り。シトラスは感じられるものの、その他の精油は全く感じることなく、たっぷりのフレッシュノートに打ち負かされて広がっていきます。

ボトルのフォルムといい、ディオールオムを模した部分といい、少し近未来的なサイバー系を意識したようなつくりで、若い世代がターゲットであったことが感じられます。今ならば、フレッシュノートではなくアンバーウッディベースとなり、もう少しトゲトゲとしたパンク系サイバーな感じになっていたのではないでしょうか。

(18/10/2021)

 

<Hugo Boss Topに戻る>

profice〜香水のポータルサイト〜