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Huitieme Art Parfums / ユイティエム・アール・パルファン




Sampleレヴユー

18世紀後半から今日まで、アートと言えば建築、彫刻、絵画、音楽、ダンス、詩、映画とありますが、彼が目指したのは8番目のアートである香り。2002年にParfumerie Generaleを立ち上げたPierre guillanmeが8年後に立ち上げたのがもう1つのブランド「Huitieme Art Parfums(8番目のアートパルファム)」です。Octavian Coifan(彼のブログ1000fragrancesはとても有名で、彼もproficeをご存知です)とコラボして作り出したそうです。彼の名前のOctavianはライン語の8(Oct)から名づけられている(タコは足が8本だからオクトパスです)
もともと香水を8番目のアートだと捉えてそういったイベントを展開していたのはOctavianなんですよね。彼はその考え方をそっくりそのまま使用して自身のラインとしたのです。(もちろん彼は協力者ですから納得の上ですよ)

Ernest Beauxが20世紀前半にすでに予測していたように、それ以降は盛大に合成香料が発見され、作られ、調香師のパレットは色彩に富んで行きます。絵の具が増えれば描ける幅も広がるわけですが、AldehydeなくしてNo.5はなかったでしょうし、HedioneなくしてDiorのEau Sauvageはなかったのです。Ethyl MaltolなくしてAngelはなかったし、Iso E SuperなくしてFahrenheitはなかったのです。AramisのNew WestだってCaloneがあってこその香りなのです。

そこでその次の時代となった現代では、自然回帰願望が進み、新たな植物からエッセンスを取り出すことが可能となりました。彼が目指したのはPhytoperfumeryです。新しい合成香料を手にした調香師がいろいろな形で香水を生み出してきたように、彼は新たな技術で採取が可能となった植物エッセンス(ナチュラルオーガニックエッセンス)を組み込み、8つの香りを作り出して2010年にデビューです。

このブランドの唯一の欠点はボトルにあります。鼻の形をしているのです。上を向いたこの鼻の穴の形はどんなものかと思いますよね。美しさとは程遠い微妙なセンスです・・・。いや、アートなのですからそれでも良いんでしょうけど。(11/07/2011)

ブラックボトルは新たなシリーズかと思いきや、全てのボトルがブラックに変更となりました。全ての香水はEdPで、濃度は15〜20%だそうですよ。(24/09/2014)

ブラックボトルになった後、オリジナルの鼻の形のものはCyclop bottle、スクエアタイプをShadow bottleとし、同じ香りを2つのボトルで発売することになりました。やはり女性にはちょっと鼻のデザイン嫌ですもんね。価格はShadow bottleの方が安く設定されています。 (10/08/2017)

 

レヴュー済みのものはタイトルにリンクあり
Superlady (2018年)
Noir Okoume (2017年)
Aqaysos
(2017年)
Shermine
(2015年)
Liqueur Charnelle (2014年)
Monsieur
(2013年)
Poudre de Riz (2012年)
Myrrhiad (2011年)
Ambre Ceruleen (2010年)
Naiviris (2010年)
Fareb (2010年)
Sucre d'Ebene (2010年)
Ciel d'Airain (2010年)
Vohina (2010年)
Aube Pashmina (2010年)
Manguier Metisse (2010年)


Special Thanks (Sample提供) ■Huitieme Art Parfums (from Paris)
Official >>> 英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ロシア語 ※International shipping 〔OK〕
Shopping >>> Luckyscent (US)※International shipping 〔OK〕
profice〜香水のポータルサイト〜