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Universe Pour Homme / ユニヴァース・プールオム


<香 調> アロマティックウッディ
<仕 様> メンズ
<容 量> 50ml
<濃 度> EDT

トップ
ベルガモット、レモン、バーチリーフ、ネロリ
ミドル
ジュニパーベリー、コリアンダー、ローズウッド、ジャスミン、カルダモン
ラスト
パチョリ、シダーウッド、サンダルウッド、モダンウッド、アンバー、ベンゾイン



1997年発売の香りなのですが、公式サイトからも姿を消したのでわりとレアになってしまった様子ですね。廃番になってしまったのでしょうか。フルイドマンに比べると特徴がないのですが、その分一般的に使いやすいという感じです。トップにシトラスが香りますが、次第にヒノキっぽいウッディと少しスパイシーな香りが混じり、最終的にはパチョリ、ベチバーの効いたウッディに落ち着きます。少し渋みのあるすっきり系ですから、王道ですよね。

(03/07/2006)

 

これは、Nathalie Gracia-Cettoの最初の調香なのではないでしょうか。八角形のボトルは当初グリーンだったものがくすんだイエローへと変化しましたが、香りに大きな遜色はなく、とてもオーソドックス、定番かなの定番と言えるアロマティックウッディとしてまとめられています。いくつか精油は感じられるものの、基本的に合成香料のバーチリーフとアロマティックな合成香料、シンプルなウッディムスクが精油を包み込み、カジュアルな、でも普遍的なメンズフレグランスへとつながっていきます。ラベンダーを使用していないフゼアではない香りで、ハーブ類をフレッシュな合成香料と共に重ね、ウッディノートでまとめるというのはとてもイタリア的で、目新しさが感じられない点も保守的なイタリアらしさが感じられます。それでも、十分スーツに合わせたらクールに香っていたことと思います。ムスクは強すぎず、最後はウッディノートがしっとりと肌に残ります。

この香りの頃はイタリアのEurocosmesiがライセンサーだったようです。

(14/07/2021)

 

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