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Daring / ダーリン


<香 調> シアーフルーティーフローラル
<仕 様> レディース
<容 量> 75ml
<濃 度> EDT

トップ
ダフネ、グアバ、コリアンダー
ミドル
ダチュラ、ジャスミン、ピオニー
ラスト
サンダルウッド、ミルラ、ムスク



2005年の春の新作かと思ってましたが、2004年内に発売となった香りで、05年のFIFI賞となりました。彼氏のダーリンではなくて、「勇気」「衝撃的」「大胆」という意味。

 



調香の中に発見したのは、ダフネ。ダフネは沈丁花なのですが、沈丁花を組み込んだフレグランスはまだ少ないです。香りの印象はダフネをあまり感じないシアーフルーティーフローラルではありますが、とても品よくまとまってると思います。他の香水にありがちな雰囲気なのに何が違うのかと思ったら、突出した香りがないのです。フルーティーすぎるとか、フローラルすぎるという感覚がないんですね。で、最後はサンダルウッドが効いたウッディムスクにな落ち着くのです。 全体的に、とても品が良いスタイル。 マニフェストと同じボトルですが、全く違ったアプローチの香りとなりました。

(03/07/2006)

Nathalie Lorsonの調香でボトルの底とスプレー部分がパープルとなっています。ボトルの底に色が付いているため、何となく上から見ると全体がパープルのように見えるという錯覚。

フルーティーフローラルだったかな? という記憶でしたが、フルーティーさはマスカットやペア系のフレッシュなもので、シンプルで軽やかなフローラルノートのアクセントとして重なっています。トロピカルではなく、可愛らしさよりも明るさを重視したような印象で、次第にホワイトフローラルへと引き継がれていきます。当時はトロピカルなフルーティーフローラルが勢力を増していた頃でしたが、同時にシアー系のものも多く発売されていました。その香りはそちらの流れの中で、大きな印象は残さないものの、清涼感や清潔感を感じさせる香りとなっていたのでした。誰もが好む系統というのはこういう香りだろう、という典型です。

(14/04/2021)

 

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