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Casaque / カザック


<香 調> フレッシュフローラル
<仕 様> レディース
<容 量> 30ml
<濃 度> EDC

トップ
不明
ミドル
ラスト



1957年発売。カザックとは騎手の着る袖の広いマントのようなジャケットのことで、1960、70年代にヒットした香りです。もともとオルラーヌがライセンスを所有していたようですので、しばらくはオルラーヌ製品として残るも廃番となり、現在はLong Lost Perfumeという廃番品ライセンスを取得して復刻する、というコピーブランドが製品化しています。商品自体はeBayでもまだ見られるもので、70年代まではきちんと流通していたことが、当時のポスターから読み取ることが出来ます。

このボトルはもちろん古いものなのですが、香り自体はコロンで軽やかに残っています。シトラスの劣化香も少ないので当時の香りが感じられるのですが、核となっているのはヒヤシンスですね。ヒヤシンスの上にシトラスノートを沢山入れてさっぱりとしたコロンにした、という香りです。ヒヤシンスもアブソリュートではないようで、グリーンの部分も強すぎずにガルバナムは抑え気味です。グリーンノートにローズの香り、そこにシトラスノートの名残とジャスミン、スズラン系の雰囲気でまとまっています。Laura AshleyのNo.1とかElizabeth Wのヒヤシンスに通じる、とっても使い安いフローラルノートのヒヤシンスです。

(01/02/2011)

 

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