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Jessica McClintock / ジェシカ・マクリントック


<香 調> フローラルグリーン
<仕 様> レディース
<容 量> 50ml
<濃 度> EDP

トップ
ブラックカラントバッド、バジル、ベルガモット、イランイラン
ミドル
スズラン、ホワイトローズ、ホワイトジャスミン
ラスト
ムスク、サンダルウッド



1989年に発売されたフローラルグリーンの香りの香水。印象はとても清楚です。バジルとかベルガモットとかイランイラン・・・うーん、付けた印象はスズラン強し。言うなればローズ調のスズラン。ミドルでメイン香料なのですからそこが一番香っていて当然なのかもしれませんが、スズランのシングルノートでも良いくらいにミドルからはスズランが清楚に香ります。

フローラルグリーンというよりトップにバジルの香るホワイトフローラルという感じですで、ラストのムスクとサンダルウッドがとても上品な石鹸系に落ちついていきます。白いシャツ、洗い立てのシャツなどが似合う颯爽とした香りで、夏場に重宝しそうです。

(04/07/2006)

 

上記のレヴューにもありますように、いろいろ入ってはいるようですが、香りはスズランのシングルノートに近い、スズラン調の香りです。もともとスズランはホワイトフローラルというよりもグリーンフローラルに近いため、トップにはグリーンを少し配し、スズランのアコードの中にローズ、ジャスミン、オレンジブロッサム調の香りを組み込んだのだと思います。もともとは上記の画像のように薄い黄色の液体だったものが、経年でオレンジ色へと変化しました。でもこれは劣化ではなく香料の色素変化によるものです。特にオイゲノールやオレンジブロッサム調の香料の中で強いオレンジへ色へと変化していくものがありますので、その辺りの香料が使われているということでしょう。

時代を経ても変わらない清々しさ。特にこのシンプルな香りは世代を問わずに愛され、流行を追っていないことで古くはならないタイプです。香水というよりもコロン感覚の香りですが、全然今でも使えます。

(29/03/2021)

 

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