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Silk Ribbons / シルクリボンズ


<香 調> フルーティーフローラルムスク

<仕 様> レディース
<容 量> 100ml
<濃 度> EDP

トップ
スズラン、ラズベリー、ネクター、ウォームバニラ等
ミドル
ラスト



2005年発売。一部では2004年に出回っていたようです。ジェシカの香りの中では一番新しい香りで、一連の彼女の香りはまさにウエディング向きなホワイトフローラルでした。清楚という言葉がぴったりな香りです。そのラインを汲んでおり、トップからスズランが美しく広がります。一時期ホワイトフローラルが流行しましたが、この香りはここ数年の流行を取り入れて、フルーツを組み込んでいます。でも、驚くほどフルーティーにはならず、かといってすっきりしすぎずに、ホント「美しいまとまり」だと思います。ミドル以降もそれほど甘さは出てこないのですが、付ける時によってはフルーツを強く感じる時があります。甘さを感じる時もありますね。でも、基本はソフトな香りのままラストまで柔らかさとすっきり感のある香りが続くのです。

 



とてもシンプルなホワイトフローラル路線を踏襲していると予想していたのですが、ジェシカの香りの中では一番好印象でした。

(04/07/2006)

上記のレヴューがどうしてこうなったのかということが、試してみてわかりました。フレッシュなホワイトフローラルに重なり、ピーチなどのフルーツが香るからです。フルーティーフローラルでもトロピカル系ではなく、飽くまでもホワイトフローラルが主体であり、その上にアクセントとしてフルーツが、ベースにはスイートムスクがある、というのが全体像。ホワイトフローラルはスズランだけでなく、オレンジブロッサムも結構香り、その香りがスイートフローラルとなってフルーツやムスクと重なっていくのです。

オリジナルと同じボトルではありますが、香りは同じではなくシルクリボンというタイトルに込められたように、とても滑らかな温かみを感じるフルーティーフローラルムスクとなって落ち着きますので、彼女のラインのイメージを保持しつつ、フレッシュなだけではない・・・という幅を広げた香りでした。

液体が経年でオレンジ色に変化していますが、これはオレンジブロッサム調の合成香料の変化によるものですので、香りにはさほど変化がありません。お手元にある方は、是非懐かしくお楽しみいただきたい香りです。

(31/03/2021)

 

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