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No4 / ナンバー4


<香 調> フロリエンタル
<仕 様> レディース

<容 量> 100ml

<濃 度> EDP

トップ

ライトローズ、ゼラニウム、ピーチ、プラム、ガルバナム

ミドル
ヴァイオレット、ジャスミン、ローズ、チュベローズ、ヘリオトロープ、イランイラン、カーネーション、タラゴン、ミルラ
ラスト
アンバーグリス、モス、バニラ、サンダルウッド、パチョリ、ムスク



 

1992年発売。国内ではジルサンダーなので、ブルーベルが取り扱いをしていたのですが、この製品は現在取り扱いがないようです。以前はあったのに。

フロリエンタルというほどの甘さやスパイスはなく、濃厚なフローラルという印象です。濃厚さがクラシックさを出している感じですね。つけてすぐにグリーンのガルバナムが強くなるので、甘いフローラルではなくて、グリーン調のはっきりした香たちです。グリーンが消えて、濃厚フローラルになるかな?オリエンタルさが出るかな?と思ったら、数時間経ってもグリーンは強いんですよ。だったらグリーンフローラルの方がいいのかも、と一瞬思いますけどラストノートになるとグリーンは消えて、豪華なフローラルが残るんです。グリーン系のフローラルブーケだったら納得かなぁ。ジャンフランコフェレのドンナにグリーン調を加えた感じかも。

どちらにしても、最近ではこのようにガルバナムの香るものは少ないですから、クラシックで華やかで、とても素敵な香りだと思います。

(08/03/2008)

このボトルは、J.F. Schwarzlose Berlinを復刻したボトルデザイナーであるLutz Herrmannによるデザインなのだそう。彼は今でもデザイン会社を経営し、様々なデザインをしているのですが、若かりし日、このボトルのデザインを任され、当時の上司とデザインしたそうです。その時のデザインは気にいられず、話がなくなってしまうかどうかというとき、彼一人がご本人にお会いし、話をしたのだそう。その時に彼女が指に嵌めていた指輪こそが、ボトルネックにはめ込まれ、この形になったのでした。

このボトルネックのデザインの発想が指輪だったことも知りませんでしたし、そのデザインを友人が行ったのだということも知りませんでした。それ以降、ちょっとこのボトルはスペシャルなものになったのでした。

(21/11/2018)

 

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