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Woman 2 / ウーマン2


<香 調> シプレフローラル
<仕 様> レディース
<容 量> 50ml
<濃 度> EDT

トップ
ネロリ、グリーンノート、ベルガモット、アルデヒド
ミドル
チュベローズ、ローズ、オーキッド、ジャスミン、スズラン
ラスト
オークモス、サンダルウッド、シダーウッド、シベット、パチョリ、ベンゾイン、アンバー



1983年発売なのですが、すでに廃番となってしまっています。もともとのWomanというものがNo1にあたり、こちらがNo2、その後にNo3も発売されており、現在見かけるのはNo4ですよね。23年前のものですが、香りはとてもしっかりしています。現在の流行系にありがちなシトラスの劣化は全く感じませんから、これが昔の香水のすごい所ですよね。

香りはそのままシプレ系で、一つ一つの香りは突出していなくて、シトラスとフローラルが香るという感じです。ベースのシプレにウッディが香りますが、全体的に優しく、落ち着いたというよりはさっぱりとした香りです。グリーンも効いているからだなぁ。付けた瞬間はシプレが結構強く出ますが、次第に落ち着いて行くので、そこからがこの香りの良さになります。トップも良い香りなのですが、ミドル以降のシプレが落ち着いた後の香りが、モダンなんですよ。クラシックすぎずに、この23年前ならではの流行だったんだろうなぁ。今、モダンクラシックが増えてきていますから、こういった香りが復活してくるのかもしれませんね。

最終的にはグリーン系の香りと薄っすらとしたシプレーにウッディな印象です。パチョリやアンバーが強かったら、もっとオリエンタルな感じになってたのでしょうけど、飽くまでもさっはりと女性的にまとまっています。

(08/03/2008)

 

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