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Red Roses / レッドローゼズ


<香 調> フローラル
<仕 様> レディース
<容 量> 15ml
<濃 度> EDC

トップ
レモン、スペアミント
ミドル
ヴァイオレットリーブス、ブルガリアンローズ
ラスト
ビーワックス



1996年発売。世界中の7種のローズを組み合わせた香り。これは久々に日本人に好まれた正統ローズ系の香り。精油系のローズではなくて、バラのオフ会した時に鉢植えで用意した赤いバラの香りにそっくりなんですよ ! ! 強香のローズで、この秋にまた咲いたので、この香りを自宅に持って帰って比較しましたから 。典型的なダマスククラシックな香りを再現しており、酸味の強いローズです。ムエットにつけているとスパイスが際立ちます。青みというか渋み臭みもありますが、そこが余計に生花に近くて生々しく感じます。ヴァイオレットリーブスも入ってるんですね。ただ、ファーム富田の「ハマナス香水」がとてもそっくりなので、パルファムが欲しい方はファーム富田でも良いのかな、と思います。(ファーム富田の方がウッディが残ります)

(12/04/2007)

上記をSampleレヴューした後、5年近く経ってのフルボトルレヴューです。当初の香りは上記にもありますようにファーム富田のハマナス香水にも似たツンとした酸味の残るパパメイアン系レッドローズの香りだったのですが、いつしかレシピがリフォーミュラされたようです。疑問に感じて調べてみたところ、同様に調香の変更を感じた消費者もいらっしゃいまして、ボディラインの香りも変更されたようです。いつ頃を境に変更されてしまったのかは定かではありませんが、現行品はより明るく、より軽やかに、よりグリーンノートが強くフレッシュな香りとなっています。当初のレッドローズらしい深紅のベルベットの花弁っぽい雰囲気は感じられなくなってしまいましたが、これはこれできちんとローズ系として確立されたいわばキュウリ系ローズで、今のJo Maloneの雰囲気にはこちらの方が合っているのでしょう。使用している香料も少なくシンプルで、とにかくミニマム追求したかのようなローズとなっています。すでに模倣レシピが完成していますので、今年の夏のメントール入りスプラッシュはこちらの香りを使って開催してみようかと考えています。

(13/02/2012)

 

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